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「あらあら…」ひっくり返って泣き叫ぶ息子に冷たい視線…通りすがりの女性から、まさかの発言が!?

  • 2024.1.1

かんしゃく持ちの息子は、少し気に入らないことがあると、地面にひっくり返って暴れながら泣き叫びます。まだうまく言葉が話せない1歳6カ月のころ、毎日のようにかんしゃくを起こしていました。その日も、子育て支援センターでかんしゃくを起こしてしまい……。

泣いて暴れる息子にお手上げ

朝から子育て支援センターで遊び、昼食の時間になったので帰宅しようとすると、まだ遊びたい息子が「いや!」と泣いて暴れ始めました。

気持ちを切り替えようと声かけしても効果はなく、どんどんヒートアップする息子。支援センターは昼で閉まってしまうので、仕方なく暴れる息子を抱っこして外に出ました。

しまった…家に帰れない!?

その日は、買ったばかりの補助付き三輪車に乗って来ていた息子。泣いて暴れる息子は三輪車に乗れる状況ではなく、私は右手に息子を抱え、左手で三輪車を押して帰ることに。

しかし鮮魚のように暴れる息子は片手では収まらず、家まで500メートルの距離を帰ることができません。道でひっくり返って泣き叫ぶ息子を、冷たい視線で何人かの人が追い越していきます。

なんだかひとりで子育てをしている気持ちになって、私も涙が出てきました。

途方に暮れていると救世主現る!

そのとき、後ろから60代ぐらいの女性が「あらあら、どうしたの?」と声をかけてくれました。私が事情を話すと、女性は「お母さん大変だったね。私が三輪車を押していくから一緒に行きましょう」と言ってくれたのです。

女性は自分にも同じ年の孫がいるという話をしながら、三輪車を家の前まで押してくれました。帰宅するまで息子は泣き止みませんでしたが、親切な女性のおかげで無事に家に帰ることができました。

現在3歳になった息子は会話ができるようになり、かんしゃくもずいぶん減りました。かんしゃくで悩んでいた当時、助けてくれた親切な女性には今でも感謝しています。

作画/ぐら子


著者:田中はぐみ

ベビーカレンダー編集部

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