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日本人男子がまさかの被害者!?→アメリカのクリスマスが恐ろし過ぎる…【これがアメリカの女子大生(68)】

  • 2023.12.31

<日本人男子がまさかの被害者!?→アメリカのクリスマスが恐ろし過ぎる…>これがアメリカの女子大生[#68]

(前回の続き)中国人留学生ララのステイ先である超セレブファミリーであるマドックス家の豪邸で開かれたクリスマスパーティーに招待された私と日本の高校を卒業したばかりでアメリカにやってきたナオキ君。

豪邸の中庭のプールでは、サンタやトナカイの風船が浮かんでいたり、巨大な部屋の壁一面に、ホームアローンなどのクリスマスの映画が映し出されていたりとにかく、ド派手なんです。

日本からやってきたばかりのナオキ君は、最初こそ私たちの後ろに隠れてキョロキョロ状態でしたが、場に慣れてくると、他の人に話しかけたり、自分で食事を取りに行ったりと楽しんでいました。

しかし、私たちは彼に大切なことを教え忘れていたんです。。

今ではアメリカではそれほど見かけないようですが、当時「ヤドリギの下にいる男女は、キスをしないと次の年恋人ができない」というイカれた謎のルールがありました。

それを知らないナオキ君、宿木の下にうっかり入ってしまったのです。そこには、出会い(キス)待ちのナンシーが待ち構えていたのですが、ナオキ君は知る由もありません…。

私やララが「あ!」と思ったその瞬間、酔っ払ったナンシーがナオキ君の顔をグイっとつかんで猛烈な強烈キスをお見舞いしたのです!!!

目を見開いたままのナオキ君と、満足げなナンシー!
慌ててナオキ君にそのことを告げると、慌てて宿木から飛び出したのですが、後の祭り。

かなりショックだったのか、しばし呆然としていたので、話を聞くとなんとナオキ君はそれがファーストキスだったとか!!!!

上機嫌だったナンシーも、さすがにファーストキスとは思わず、酔いも覚め・・・ちょっと冷静になろうか、とソファでゆっくりクリスマス映画を観ることに。
すると2人とも大の映画マニアということがわかって意気投合!

カップルにこそならなかったのですが、2人で大学の映画愛好クラブを立ち上げるほどの大親友となり、ナオキ君もナンシーのおかげであっという間にキャンパスに馴染むことができました。

ある意味、素敵なクリスマスプレゼントだったのかも?と都合よくとる私たちでした。

次回、アメリカの大学生の甘えが酷すぎるお話は下の関連記事からチェック!

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