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やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】

  • 2024.1.1

連載「週末アジア」は、アジアに精通している女性たちが、おしゃれなショップやカフェ、おすすめスポット、旬のニュースなどをピックアップして、まだまだ知られていないアジアの魅力をお伝えしていきます。旅する日々を楽しみに情報をストックしておこう。

 

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

榕錦時光生活園區散歩の最終回です!

ここ榕錦時光生活園區は、かつてあった
台北刑務所官舎跡のリノベーション施設だとお伝えしてきましたが、
こういったリノベ施設には、その場所の歴史を知れる、沢山のパネルが設置してあります。

榕錦時光生活園區は、「刑務所官舎」ということもあり、
刑務所に関してよりも、建築に関してのパネルが多いな、という印象です。

例えば、トップ画像にあるパネルは、
金山南路112號にある建物の構造についての説明です。
建築に興味がある方は、こういうリノベ施設を廻りに台湾旅行に来るのも良いですね!

 

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

こちらは、台北刑務所建物配置図のパネルです。
時間があったら、1つ1つ説明をしっかり読みながら廻りたいところです。

 

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

台北刑務所官舎についての説明の中で
最も身近に感じたのが、この「職員共同浴場」についてのパネルです。

台北刑務所官舎内には浴室がなかったようで、
共同浴場が建設されました。
台中刑務所官舎にも無かったため、同時に建設されたようです。

 

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

設計者は日本人のようで、設計図には日本語も見え、
「床叩キ」「床コンクリート叩キ」「床板張リ」
と書いてあるのが分かります。
(単位が日本古来の尺貫法)

日本式のため、靴を脱ぐ場所があり、
脱衣所は水捌けを考え、すのこ張り。
浴場の奥には窯場があります。

浴槽は2種類あったようで、
小さい方で頭と体を洗い、
大きい方に浸かります。
日本式の大浴場の設計ですね!
労働の後には湯船に体を浸けないと疲れが取れないもの!

 

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

平日午前中に訪れた榕錦時光生活園區は、
夏はオリオンビールの提灯や風鈴が揺れ、
日本の情緒なんかも感じられる場所でした。

パネルや建築についてもじっくりゆったり楽しめたけれど、
週末は賑わうんだろうなぁ!
今後、どう変遷していくかも楽しみな施設です。

 

<おまけ>

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

所々、ガジュマルの幹が低くなっているところは
ちゃんと緩衝材が巻かれていて、
「気をつけてね!」と書いてある配慮が優しかった!

WEEK END ASIAのayacoの台湾コラム、
おかげさまで100回目を迎えました!
(予定外の、ちょっと地味な回で迎えました笑)

読んでいただき、ありがとうございます!

 

 

text:ayaco

やっと行けた!コロナ後の台湾旅行事情 ⑧「榕錦時光生活園區の説明パネル」【週末アジア:台湾編】
出典 FUDGE.jp

台湾を第二の故郷として愛しているハンコ作家。行く時は旅のテーマを決めてちょっとロングステイをし、台湾の新しい魅力探しを楽しんでいる。
著書にはクラフト本として「ayacoのはんこノート」「ayacoの手帖のつくりかた」(共にワニブックス)があり、台湾旅行記として「台湾のたびしおり」「もっと!台湾のたびしおり」(共にワニブックス)「ayacoの台湾みやげ話」(幻冬舎)、「ayacoの台湾あいうえお」(朝日新聞出版)がある。

Blog 「台湾のたびしおり」https://heppy.exblog.jp
Blog「ハンコ作家ayacoのブログ」https://inayaco.exblog.jp
Instagram @ayaco_hanco

 

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