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【龍にまつわる神社仏閣8選】2024年辰年にこそお参りしたい!龍神伝説・龍神水・龍穴などのパワースポット

  • 2023.12.31

2024年は辰年! 全国には、龍神が祀られていたり、門や社殿などに龍の彫刻が見られたり、龍をモチーフとした手水舎(てみずや)があったりする社寺が多くあります。今回は、その中から、パワースポットとしても有名な神社仏閣を中心に、辰年の初詣や参拝にこそ訪れたい、迫力ある龍の意匠が拝観できるスポットを選んでみました。

箱根神社(九頭龍神社新宮)|神奈川県足柄下郡

「箱根神社(九頭龍神社新宮)」は縁結び・金運・勝負運のパワースポットとして全国から多くの人が参拝に訪れる地。名峰富士を望む、芦ノ湖の湖上に神秘的な鳥居が浮かぶ光景には、誰もがハッとさせられます。

箱根神社のすぐ隣にある九頭龍神社新宮は、芦ノ湖の守護神・九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)をお祀りする神社です。御祭神の九頭龍大神は、昔から人々に「九頭龍さま」と崇められ、商売繁盛・金運守護・心願成就・良縁成就等に特に御神徳の高い龍神様として信仰されています。

©︎Fotos593 / Shutterstock.com

九頭龍神社新宮には、9つの龍が並んで口から湧き水を出しているところがあり、その湧き水は「龍神水」と呼ばれていて、心身共に清めて、良いものを引き寄せてくれるそう。湧き水専用のペットボトルも神社で販売しています。

お参りの際は、箱根神社と九頭龍神社の「両社参り」、さらには箱根神社の奥宮である箱根元宮への「三社参り」で、箱根大神と九頭龍神の一層大きな御加護をいただきたいですね。

※箱根元宮へは、箱根園からロープウエーに乗り(片道8分)頂上駅から徒歩8分で到着します。

 

 

箱根神社(九頭龍神社新宮)

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1

0460-83-7123

=各所の受付時間(通常時です)=

お札所・御神印の受付時間

8:15 ~ 17:00

御祈祷の受付時間

8:30 ~ 16:00

宝物殿の拝観受付時間

9:00 ~ 16:00

江島神社|神奈川県藤沢市

©︎Xuefeng Nong / Shutterstock.com

日本三大弁財天を奉る江島神社は、田寸津比賣命を祀る「辺津宮」、 市寸島比賣命を祀る「中津宮」、多紀理比賣命を祀る「奥津宮」の 三社からなるお社です。

江の島弁天橋の石灯籠 ©︎image_vulture / Shutterstock.com

古来より龍が住むと言われる江の島には、龍にまつわる伝説が数々残されています。

©︎ManuelML / Shutterstock.com

©︎Manuel Ascanio / Shutterstock.com

気象を司り、国土の安穏を守護すると信仰された龍神様。江の島神社の信仰にとっても、龍神様は非常に大切な神様だと言います。境内のあちこちで龍の意匠が観られます。お守りにも龍の姿があしらわれたものが多いです。

©︎Bill Chizek / Shutterstock.com

龍神伝説の地である岩屋にも寄りたい

©︎kanoa

江島神社参拝の際は、ぜひ島の最奥部にある海食洞窟「岩屋」にも立ち寄りたいもの。古くは弘法大師や日蓮上人も修行したといわれ、江の島信仰発祥の地として崇められてきました。

富士山の氷穴に通じているといわれる第一岩屋と、龍神伝説の地といわれる第二岩屋があり、ロウソクの炎に照らし出された石像や岩壁が神秘の世界に誘ってくれます。

 

 

 

 

日本三大弁財天・江島神社

神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号

0466-22-4020

江の島岩屋

藤沢市江の島2

0466-22-4141(藤沢市観光センター)

通常料金 一般(中学生以上)500円/小学生 200円

9:00-17:00(季節によって異なります)

榛名神社|群馬県高崎市

榛名山と榛名湖の気が交わる、大地のエネルギーがみなぎる場所にある、群馬県高崎市の榛名神社。1,400年以上の歴史を誇ります。神社入り口から本殿までは約700メートルの参道。清流と老杉、独特の景観の巨岩奇岩に囲まれ、神秘的な空気が漂うパワースポットとなっています。

榛名神社は火の神と土の神を祀り、開運や五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるといわれ、また、雨乞いの神社として、修験者の霊場として、古くから榛名山信仰の参拝者を集めてきました。

双龍門の4枚の扉には、それぞれ丸く文様化された龍の彫刻が施されており、天井の上り龍、下り龍とともに見応えがあります。社殿の柱にも龍の意匠を観ることができますよ。

 

 

榛名神社

群馬県高崎市榛名山町849

諏訪大社|長野県諏訪市

©︎yu_photo / Shutterstock.com

©︎beibaoke / Shutterstock.com

長野県の諏訪湖を囲むように、上社前宮と本宮、下社春宮と秋宮の四社からなる諏訪大社。その始まりは古事記の国譲り神話にまでさかのぼり、我が国で最も古い神社の一つとされています。

©︎Guppy2416 / Shutterstock.com

©︎beibaoke / Shutterstock.com

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「諏訪大明神」と呼ばれ、軍神、武家の守護神としても崇められた諏訪大社とその神さま。鎌倉時代以降は源頼朝をはじめ北条氏一門、足利尊氏、武田信玄、徳川家康など歴代の将軍からも篤い信仰を受けていました。

諏訪大明神は、その姿が龍神で、国難の時に現れ、神威を発揮し、民を危機から救ってきたという伝説があります。秋宮の境内には全国的にも珍しい温泉の手水舎「御神湯」も。龍の口から流れ出る少し熱めの下諏訪天然温泉で清めましょう。

 

 

信濃國一之宮 諏訪大社

長野県諏訪市中洲宮⼭1(上社本宮)

0266-52-1919(上社本宮)

諏訪大社の各宮社は閉門などはしないためご自由に参拝が可能です。

授与所・宝物殿につきましては以下時間が受付時間となっております。

諏訪大社 上社前宮

授与所 9:00〜16:30

諏訪大社 上社本宮

授与所 8:30〜17:00

宝物殿 9:00〜16:00

諏訪大社 下社春宮

授与所 8:30〜16:30

諏訪大社 下社秋宮

授与所 8:30〜17:00

宝物殿 10:00〜15:00

*1月1日から3日は休館

貴船神社|京都府

諸願成就、縁結び、運気隆昌にご利益があると言われる京都の貴船神社。御祭神である高龗神(たかおかみのかみ)は闇龗神(くらおかみのかみ)とも伝わります。降雨・止雨を司る龍神です。

本宮の社殿前の石垣からこんこんと溢れる御神水は貴船山の湧き水で、霊泉に浮かべると文字が浮かぶ「水占みくじ」が有名です。さらに奥宮本殿の真下には「龍穴(りゅうけつ)」と言われる大きな穴が空いており、日本三大龍穴のひとつとされています。

 

 

貴布禰総本宮 貴船神社

京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

075-741-2016

本宮 開門時間

6:00~18:00(12/1~4/30)

授与所受付時間

9:00~17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)

年中無休・参拝無料です。

5/1~11/30の本宮開門時間は、6:00~20:00です。

年末年始は特別時間で開門しております。

建仁寺|京都府

京都最古の禅寺、建仁寺。京都五山の一つに数えられる格式高いお寺です。多くの重要文化財や俵屋宗達晩年の最高傑作とされる国宝「風神雷神図屏風」などの日本美術を保有していています。そして龍にまつわる美術として有名なのが……

©︎cowardlion / Shutterstock.com

法堂の天井画、小泉淳作筆の「双龍図」です。法堂の天井いっぱいに阿吽の口をした2匹の龍が描かれ、肉眼で見るとその迫力に圧倒されます。海北友松によって桃山時代に描かれた方丈襖絵 「雲龍図」も見逃せません。

 

 

建仁寺

京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町

拝観時間

10:00~16:30受付終了(午後17:00閉門)

拝観料金

一般 600円 中高生 300円 小学生 200円 ※小学生未満のお子様は無料

清水寺|京都府

1250年以上の歴史を持つ京都の清水寺。観光スポットとしても絶大な人気を誇り、世界遺産にも認定されています。

国内最大級の三重塔には東南の角のみ鬼瓦ではなく水の神「龍」の瓦がついています。実はこれ、防火のおまじないなのだそう。

 

 

©︎Carmen Romero 23 / Shutterstock.com

©︎EvergreenPlanet / Shutterstock.com

清水寺には、観音さまの化身である龍が、寺院の中にある音羽の瀧に夜ごと飛来して水を飲むという伝承があります。青龍会では、長さ18メートルの青龍を先頭に、荘厳な装束に身を包んだ会衆が地域守護と除災を祈願して境内と門前町を練り歩きます。

 

 

音羽山 清水寺

京都府京都市東山区清水一丁目294

075-551-1234

拝観時間:

6:00開門~18:00閉門(7.8月は18:30閉門)

春、夏、秋の夜間特別拝観期間中は21:00受付終了

>>拝観時間について

東本願寺|京都府

「おひがしさん」の名で親しまれる、京都の東本願寺。宗祖親鸞聖人の御真影を安置する御影堂(ごえいどう)は、世界最大級の木造建築物です。2019年に国の重要文化財に指定されています。圧巻のスケールのお堂や境内は、実際に訪れてみると言葉にできない解放感を味わえます。

©︎cowardlion / Shutterstock.com

同じく重要文化財である手水屋形には銅製の龍がいるのですが、これが何とも迫力があり一見の価値あり。龍神は水を司る神ではありますが、東本願寺では、伝説をもとにした親鸞聖人が龍神に立ち向かう物語が伝えられています。

親鸞聖人が生きられた時代、日照りなどが続き、人々は水のことで悩み苦しめられていました。

そのような状況の中、将軍から庶民にまで怖れられ崇められていたのが龍神でした。

龍神にこびへつらわざるを得なかった庶民と、生活を共にされた親鸞聖人が、

現実に起こる事態を見据えて、龍神に立ち向かう物語です。

「りゅうじん池としんらんさま」より

 

真宗大谷派(東本願寺)

京都府京都市下京区烏丸通七条上る

075-371-9210 ※受付時間:9:00〜17:00(年中無休)

開門・閉門時間

3月~10月 5:50~17:30

11月~2月 6:20~16:30

開門時間中はどなたでもご自由にご参拝いだけます

 

[All Photos by shutterstock.com]

 

 

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