故イ・ソンギュンさん脅迫した20代女性の身元を公開したYouTube「被害者の通報を待つ」

故イ・ソンギュンさんを脅迫して巨額の金を手にした20代女性の身元が公開された。

12月30日、YouTubeチャンネル「カラキュラ犯罪研究所」コミュニティには「○○○○○マダム・キム○○と同じマンションに居住し、自分がハッカーだと恐喝脅迫を日常的に行ったシングルマザーのパク○○（95年生まれ）に詐欺、脅迫、花蛇の被害に遭った方と児童虐待を目撃した方の情報提供を待つ」という書き込みが掲載された。

これとともにモザイクなしでパク氏の顔が露出した写真3枚が公開されていた。

これに対してネチズンたちは「警察と言論がしなければならないことをYouTuberが積極的に乗り出すことが良いことと言うべきなのか分からない。現在の大韓民国の現実が残念だからだ」「公権力は加害者人権保護ではなく、カラキュラのように勇気を出して下さる方とその家庭の安全を保護してほしい」などの意見を出した。

一方、12月28日にYouTubeチャンネル『芸能の裏大統領イ・ジンホ』には「一体誰が流出したのか?」という映像が掲載された中で、記者出身YouTuberイ・ジンホが、パク氏が故イ・ソンギュンさんに送った脅迫メッセージを公開した。

パク氏は「今日連絡をキム○○に伝え、また2次被害が来ればキム○○のスマートフォンから出てきた録音原本を流布する。 16分の録音に麻薬、人性が溶け込んでいる。 賢明な選択をした後、答えてほしい」と脅迫した経緯がある。

パク氏は遊興施設の女性室長だったキム氏と麻薬投薬の疑いが持たれている故イ・ソンギュンさんを脅迫し、計3億5000万ウォンをだまし取った疑いで12月28日に拘束された。 故イ・ソンギュンさんは知人に頼んで急いで現金を用意した後、キム氏に3億ウォンを、パク氏に5000万ウォンをそれぞれ渡したという。

仁川地裁はパク氏に対して「逃走したり証拠を隠滅する恐れがある」として拘束令状を発行した理由を説明した。

◇イ・ソンギュンさん プロフィール

1975年3月2日生まれ。2001年、MBCのシチュエーションコメディ『恋人たち』（原題）でデビュー。2007年のドラマ『白い巨塔』韓国版で正義感の強い“チェ・ドンヨン（日本の里見脩二）役”を演じてブレイクし、『コーヒープリンス1号店』『パスタ～恋が出来るまで～』『ゴールデンタイム』『マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～』と数多くの人気ドラマに出演した。映画『僕の妻のすべて』『最後まで行く』『パラサイト 半地下の家族』などでも高い演技力を発揮。プライベートでは2009年5月に女優チョン・ヘジンと結婚しており、同年11月に長男が、2011年8月に次男が産まれている。2023年12月27日、48歳でこの世を去った。

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