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【門司区・門司港レトロ】開館20周年を迎えた「関門海峡ミュージアム」へ

  • 2023.12.31

こんにちは。地域特派員のこたまるです。

門司港育ち、門司港在住の『もじっこ』の私にとって馴染み深いスポットの一つ、門司港レトロ地区にある「関門海峡ミュージアム」がなんと開館20周年を迎えました!

12月16日に行われた「関門海峡ミュージアム開館20周年記念式典」を取材してきたので、その様子をお届けします。

記念式典で地元小学生作成の観光ガイドマップ披露も

式典では服部誠太郎福岡県知事と武内和久北九州市長も出席。「関門海峡の歴史と迫力ある景観、さらに焼きカレーなど食の魅力を大いに発信し、さらに多くの皆様方に訪れていただく、そして北九州市民の皆様にももっともっと愛していただく、楽しんでいただけるように努めたい」(服部知事)、「関門海峡をからだ全体で感じてもらうことができる非常にユニークなポジションの体験型ミュージアムで、老若男女が一緒に楽しめる場所として存在感を発揮している。関門エリアはまだまだいろいろな可能性に満ちているので、この地域が観光地としてさらに発展するようチャレンジしていきたい」(武内市長)とそれぞれあいさつ。

関門地区の小学生が地元を取材して作成したインバウンド向け観光ガイドマップも披露されました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

また、式典後には門司港グルメ試食会が行われ、門司港グルメ会開発「タコのカクテル 関門サンセット」、門司港グルメ会開発「港町ブイヤベース」、和布刈テラス実行委員会開発「バナナチーズケーキ」、門司港共創プロジェクトチーム共同事業体開発「メカサブレ」が登場。門司港グルメに新たな名物メニューが加わる日も遠くはないようです。

開館20周年記念アート作品を期間限定展示

また、開館20周年を記念したアート作品も1月15日(月)まで関門海峡ミュージアム4階プロムナードデッキに展示中。

関門海峡やまちで集められたごみを活用し、アーティスト・しばたみなみさん監修のワークショップで地域の小中学生と共同で制作された開館20周年記念アート作品は「20」をかたどったもの。

出典:リビングふくおか・北九州Web

記念式典当日に、服部県知事と武内市長が最後のパーツを飾り付け、仕上げました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

しばたみなみさんの代表作であるクジラの作品も展示。

出典:リビングふくおか・北九州Web

清掃兼油回収船「がんりゅう」が回収した関門海峡の大型漂流ごみなども展示されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

関門海峡ミュージアムとは

2003年オープン、2019年9月21日にリニューアルオープンした同施設のコンセプトは、「関門海峡をまるごと楽しむ体験型博物館」。関門海峡の過去・現在を五感で感じられるミュージアムで、開館以来約880万人が来館したという門司港レトロを代表する観光スポットです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ガラス張りの船のような印象的な建物に入って4階までエレベーターで一気に上がると、カフェスペースも兼ね備えたプロムナードデッキがあり、窓の外に広がる関門海峡の雄大な眺めに目も心も奪われます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

プロムナードデッキを抜けた先が有料ゾーンへの入り口で、「海峡アトリウム」へと入っていきます。4階まで吹き抜けの内部をらせん状になったゆるやかなスロープを下っていきます。中央には2階から4階までを貫く巨大なスクリーンがあり、関門海峡や門司港レトロの歴史などの映像が映し出されます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

途中にある「海峡歴史回廊」には日本やチェコなどの著名人形作家10人による作品を展示。

出典:リビングふくおか・北九州Web

壇ノ浦の合戦や巌流島の決闘、馬関戦争など、関門海峡を舞台とした歴史が再現されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

2階は「海峡体験ゾーン」。

出典:リビングふくおか・北九州Web

自分の手で海流を作ってみる「かいりゅうメーカー」、コンテナクレーンを操縦してコンテナ船からトレーラーへ荷物を積み下ろす「チャレンジ!コンテナクレーン」、船を操ってマリンゲートもじ(北九州市)から対岸の唐戸ターミナル(下関市)へ渡る「海峡横断タイムトライアル」など、ゲーム感覚で海峡について体験しながら楽しく学べます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

その他にも、高さ10メートルの青いスロープネットで遊べる「海峡こども広場」(有料)や、大正・昭和の頃、国際貿易港として栄えた当時の門司港にタイムスリップしたかのような街並みを再現した「海峡レトロ通り」(入場無料)などもあり、見どころ満載です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

関門海峡ミュージアム 住所/北九州市門司区西海岸1-3-3 ※JR門司港駅から徒歩約10分 営業時間/9:00~17:00(最終入館16:30) 定休日/年4回程度不定 ※2023年度は2023年6月13日・9月5日・11月7日・2024年1月16日・3月5日 料金/大人500円、小中学生200円、海峡こども広場100円(1歳以上) ※プロムナードデッキ、カフェ、展望デッキ、海峡レトロ通りは入場無料 https://mojiko-retoro9.jp/spot/kanmon_kaikyo_museum/

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