心配しないの？友人や両親も大興奮！私だけの特別な身体の仕組み｜私には大事な血管がない

さき(＠sa.ki.ro.ku)さんは交通事故がきっかけで、自分には生まれつき左の頸（けい）動脈がないことを知りました。珍しい症例だったので、病院の先生も大興奮！その後、医療関係の仕事をしている友人・両親に「自分には左の頸（けい）動脈がない」ことを伝えました。すると、みんな医師以上の興奮ぶりだったようです。『私には大事な血管がない』第5話をごらんください。

交通事故がきっかけで、左の頸（けい）動脈とストレートネックが判明したさきさん。友人や両親に頸（けい）動脈の件を伝えると、やはりさきさんの不思議な身体の仕組みに興味津々でしたね。

私たちも気づいていないだけで、もしかすると自分だけの身体の特徴があるのかもしれませんね。

交通事故から見つけた、不思議な身体の構造

さきさんは彼氏との旅行中に交通事故にあいます。大きなけがはなかったものの、念のために病院で検査をうけることに。後日、病院で頭部のMRI検査をうけたさきさん。検査の結果、なんと彼女には生まれつき左の頸（けい）動脈がないことが判明しました。

頸（けい）動脈とは、心臓から送り出された血液を頭部(脳)に運ぶ血管のこと。さきさんは、頸（けい）動脈のかわりに脊髄の後ろから細い血管が脳へと伸びていました。これは医師も驚くほどの珍しい症例だったようです。

人体にとって大事な血管がないことを知り、一時はパニックになったさきさん。しかし医師からは、日常生活には支障がないと言われほっと一安心しました。一方で彼氏は、事故から数か月後に後遺症と見られる腰痛が出てしまったそうです。

今回さきさんは交通事故がきっかけで、自分の身体の特徴を知ることになりました。人の身体のつくりは複雑で、外から見ただけではわからない特徴もあるものですね。『私には大事な血管がない』は、ひょんなきっかけで自分の身体について発見したエピソードを描く作品です。

著者：kotti_0901