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「もう頑張らなくていい」がん闘病中の妹の訴えに涙が止まらない…

  • 2023.12.30
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つきママ(@tsukimama34)さんのフォロワーであるスミレさん。妹・サクラさんにステージ4の子宮頸がんが見つかります。「もう治療できることはない」と医師に告げられ、緩和ケア病棟へ転院したときのこと。痛みを和らげる薬の作用で寝ている時間が長くなっていたサクラさん。病院のクリスマス会へ姉妹で参加したことが、忘れられない思い出となりました。『子宮頸がんと闘った妹の話』をダイジェスト版でごらんください。

クリスマス会で目を覚ました妹

久しぶりにクリスマスを一緒に過ごした姉妹。姉・スミレさんは子どものころ、家族で過ごしたクリスマスのことを思い出していました。そして、ふと横を見ると、妹・サクラさんが目を覚ましています。

最近は、薬の作用で眠っている時間が増えていたサクラさん。久しぶりに、目を開けている姿を見ることができました。そして、クリスマスの奇跡はまだ続きます。

病院のクリスマス会で起こった奇跡

妹・サクラさんと久しぶりに言葉を交わすことができました。今まで、抗がん剤治療の激しい痛みに耐え続けていたサクラさん。姉・スミレさんの言葉を聞き、安心したかのような表情で再び眠りにつきました。

ですが、このときのスミレさんの心境は複雑でした。「もうがんばらなくていい」という言葉とは裏腹に、まだ「いなくならないで」という気持ちが交差します。

主治医からの温かい声かけ

サクラさんが再び眠ってしまった直後、主治医が温かい言葉をかけてくれました。悲しみと不安で押しつぶされそうな中、とても心に響くアドバイスをしてくださいましたね。先生の言葉のおかげで、病院でのクリスマス会を最後まで楽しむことができました。

妹がもうすぐいなくなるかもしれない…。そう考えるだけで、普段通り過ごすことができなくなります。闘病する本人が苦しいのはもちろんですが、サクラさんの主治医のように、遺されるであろう家族へのケアも欠かせませんね。

子宮頸がん検診を受けよう

この連載は子宮頸がんと闘ったとある30代女性の経験を、その姉の視点でつづったものです。がんと闘うサクラ本人とその家族の姿や思いがていねいに記録されています。

病気がわかり、闘病を終えるまでの記録を「もし自分や家族が」と重ねてみると、胸に刺さるものがあるでしょう。子宮頸がんは「マザーキラー」と呼ばれ30代女性に多いがんとして知られています。

仕事・育児などで忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまう自分の体のこと。しかし、幸せな暮らしは健康あってこそである面もあります。あとで後悔する前に、子宮頸がん検診を受けましょう。

自身や家族の健康を大切にしようと、今一度考えさせられる作品です。

著者:ママリ編集部

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