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自家製ソースで味わい深まる"ハヤシライス"

  • 2023.12.30
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時間がかかりそうなイメージのあるハヤシライスも、自家製ソースを使えばあればあっという間につくれちゃいます!料理研究家の荻野恭子さんから、日々役立つ調味料を習いました。

自家製ソースで味わい深まる"ハヤシライス"

■“ハヤシライス”のつくり方

しっかりと炒めた牛肉と玉ねぎに赤ワインのコクや酸味、ソースの旨味が重なり合い、簡単ながら驚くほど深い味わいに。
レシピではウスターソースですが、お好みで中濃ソースを使っても。


◇材料 (2人分)

牛肉:250g(切り落とし)
玉ねぎ:1/2個
トマト:1個(小)
マッシュルーム:4個
オリーブオイル:大さじ1
バター:大さじ1
小麦粉:大さじ1
A :
・ ウスターソース:1/4カップ
・ 赤ワイン:1/4カップ
・ 水:1カップ
塩:適量
胡椒:適量
ご飯:適量
パセリ:適量(みじん切り)


(1)下ごしらえ
牛肉は大きければ一口大に切り、塩、胡椒各少々をふる。玉ねぎ、マッシュルームは薄切り、トマトは角切りにする。

(2)炒める
フライパンにオリーブオイルとバターを入れて中火で熱し、牛肉を加える。少し赤みが残る程度まで炒めたら、肉を端に寄せ、あいたところで玉ねぎを炒める。玉ねぎに軽く火が通ったらトマトとマッシュルームを加え、さらに炒める。

炒める
炒める

(3)ソースを加える
全体がしっかりと炒まったら小麦粉をふり入れ、粉気がなくなるまで炒めたら、Aを加えてとろみがつくまで軽く煮る。味をみて塩、胡椒で調える。

ソースを加える
ソースを加える

(4)仕上げ
ご飯にパセリを混ぜて器に盛り、③をかける。

完成
完成

――教える人

「料理研究家 荻野恭子」

料理研究家。世界中を旅しながら現地の家庭やレストランで料理を習い、食文化を研究するのがライフワーク。これまでに訪れた国は65カ国以上。特に“塩”は長年追いかけ続けているテーマの一つで、近著に『塩ひとつまみ それだけでおいしく』(女子栄養大学出版部)がある。ほかに『手づくり調味料のある暮らし』(暮しの手帖社)など著書多数。自宅で料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」を主宰。


※この記事の内容は、『四季dancyu 2022冬』に掲載したものです。

文:鹿野真砂美 撮影:伊藤徹也

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