1. トップ
  2. グルメ
  3. 【小倉北区】老舗日本茶店の「にしんそばセット」知る人ぞ知るランチメニュー

【小倉北区】老舗日本茶店の「にしんそばセット」知る人ぞ知るランチメニュー

  • 2023.12.30

こんにちは。地域特派員のこたまるです。今回は小倉北区・魚町銀天街の中にある「辻利茶舗 魚町店」を紹介します。

「辻利茶舗」といえば抹茶やほうじ茶を使ったドリンクやパフェ、ソフトクリームなどが人気で、食べたことがある人も多いと思いますが、ランチメニューがあることを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

出典:リビングふくおか・北九州Web

創業100年!「辻利茶舗」とは

2023年に創業100年を迎えた日本茶の老舗「辻利茶舗」。

大正期(1923年)に京都の「辻利」が九州最大の商都であった小倉に支店を出し、宇治茶の販売を開始。そのまま独立して「辻利茶舗」として営業を続けています。

現在は京町銀天街内にある「京町本店」、魚町銀天街内にある「魚町店」、しろテラス内にある「小倉城店」、そして系列店の「Fralito-Fwalito(ふらりとふわりと)」があります。

知る人ぞ知るランチメニュー「にしんそばセット」

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回訪れたのは魚町店。お店の入り口で注文し、奥の喫茶コーナー(イートインスペース)でいただきます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ランチメニューは「にしんそばセット」(1050円)。にしんをお肉に変更した「肉茶そばセット」(1050円)もありますが、京都をルーツに持つお茶屋さんなのでせっかくだったら京都名物「にしんそば」を食べたいですよね。

というわけで「にしんそばセット」を注文。喫茶コーナーで待っているとお店の人が運んできてくれます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

セットの内容は「にしんそば」とデザートの「プチあんみつ」と「本日のお茶」。珍しい「お茶のおひたし」も添えられています。

主役のそばは宇治抹茶がふんだんに練り込まれた抹茶そば。お茶の緑色が美しいそばの上には、骨までやわらかく炊き上げられた大ぶりの「身欠きにしん」がトッピングされています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

だしは濃い目の色ですが味は濃くなく、上品な味わい。さらにニシンがまとう甘辛い味わいも溶け出し、香り高い抹茶そばとよく合います。にしんのこってりとした甘さがさらに食欲をそそります。

口直しには「お茶のおひたし」

そばを食べ進める合間に、口直しとして「お茶のおひたし」を挟みます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

八幡東区の醤油蔵「ごとう醤油」と共同開発したという茶葉専用ポン酢がかかった「茶葉」のおひたしなのですが、良質な茶葉のうま味を引き出すため、じっくりと低温抽出しているそう。爽やかな香りと苦味がちょうどいいバランスです。お茶の豊富な栄養素を丸ごと摂取できるのもいいですね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

食後のお楽しみは「プチあんみつ」。北海道産小豆と寒天、フルーツは、ちょうどいい甘さで、量も少なすぎず多すぎず、『デザートは別腹』という欲も満たしてくれます。

「辻利茶舗のルーツは1860年の京都に端を発します。京都名物といえばにしんそば。小倉で味わえるプチ京都。そんな九州では珍しいにしんそばをお気軽にお楽しみいただきたいと思っております」と代表の辻 史郎さん。

辻利茶舗に行った際には、「にしんそばセット」も楽しんでみてくださいね。

辻利茶舗 魚町店 住所/北九州市小倉北区魚町3-2-19 営業時間/10:00~18:00(金土日祝は19:00まで) ※喫茶コーナーは11:00から ※1/1休み https://www.tsujiri.co.jp/

元記事で読む
の記事をもっとみる