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【クイズ】2023年の東証の大納会、終値は3万3464円17銭。1年前・2022年は覚えてる?

  • 2023.12.30

2023年12月29日、東京証券取引所は大納会を迎え、日経平均株価の終値は3万3464円17銭でした。前日比75円45銭安でしたが、年末としてはバブル経済最盛期の1989年(3万8915円87銭)以来、34年ぶりの高値でした。それでは1年前・2023年の大納会の終値はいくらだったか、覚えていますか?その値は次のうちどれでしょうか。

① 2万6094円50銭
② 2万8791円71銭
③ 3万8915円87銭

■過去最高値は平成元年

日経平均、大納会の終値として過去最高だったのは、冒頭で触れたように、1989(平成元)年12月29日のことです。この日の取引時間中の高値は3万8957円44銭、終値は3万8915円87銭でした。まさに戦後の不動産バブルの絶頂期でした。このため、選択肢の③は不正解です。

今から1年前・2022年の大納会は12月30日でした。この日、日経平均は3日ぶりに小幅に反発し、前日比83銭高の2万6094円50銭で取引を終えました。正解は①です。2022年は、ロシアのウクライナ侵略、原油価格の高騰などを背景に株価は大幅に下落。その後は回復しかけましたが、世界的にインフレ傾向が強まったことから、先進国の中央銀行が金融引き締めを進め、景気の減速懸念が高まりました。日銀も12月に金利政策を一部修正するなど、景気不安が高まり株安が進みました。2022年は、年末の株価の終値としては、4年ぶりに前年を下回っています。

②の2万8791円71銭は、そのさらに前年、2021年の終値です(前日比115円17銭安)。なおこの額は、年末の株価としては、史上最高値だった1989年以来、32年ぶりの高値だったそうです。2021年は、新型コロナウイルスのワクチンが普及して、経済活動が正常化するという期待などから3万円を突破したものの、緊急事態宣言が長期化して景気はなかなか回復しませんでした。東京五輪・パラリンピックの開催も上昇にはつながらず。年末まで不安定な値動きでした。

文/編集・dメニューマネー編集部

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