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スマホ、食事に飲み物……疲れにくい体をつくる日常の習慣とは?【冬ゴルフの栄養ケア&ボディメンテ術】

  • 2023.12.29

ラウンド前後だけでなく、日常的に疲れにくい習慣を実践するだけでいつでも高いパフォーマンスを発揮できる体が手に入る!

【食事】血糖値を安定させる食事が重要です

「食事をすることで血中の糖質量=血糖値が上昇するのですが、その上がり幅が激しいと反動で血糖値が急激に下がり、低血糖に。血糖値の乱高下は自律神経を乱し、疲労の原因になるので注意しましょう」(園部さん)

◆はちみつドリンクを飲む

糖質が多い食事をとる人は、血糖値の乱高下がクセになっていることも。食間にはちみつドリンクで血糖値の下がりすぎを防いで。

◆三食を腹いっぱい食べず、間食を取り入れる

朝昼晩の三食で腹いっぱいに食べると、血糖値の乱高下を招く。食事では腹8分目を意識し、間食を取り入れて血糖値をキープ。

◆食べる順番を意識する

食べる順番を意識するだけで血糖値の急上昇を防げる。タンパク質→野菜→糖質の順に食べると、食後の血糖値も穏やかに。

【行動】脳の疲労をためない行動が大事です

「脳を酷使することで自律神経が乱れると、睡眠の質が悪くなり、貴重な疲労回復の時間を無駄にしてしまいます。なるべく脳に負担をかけず、リラックスさせるような時間をつくることで自律神経を整えて」(SHOさん)

◆何もしない時間をつくる

ついつい予定を詰め込みすぎるという人は要注意。日々多くの情報に晒されている脳を休めるため、家でゆったりと過ごす時間もつくるようにして。

◆寝る前のスマホはNG

脳を覚醒させるスマホを寝る前に見ると、興奮により眠りの質がダウン。寝る前の時間はゆっくりと過ごし、心身をなるべくリラックスさせよう。

◆瞑想を取り入れる

意識的に脳の疲労を回復させるために有効なのが瞑想。アプリなどを活用し、週に数回程度の瞑想タイムをつくるのがおすすめ。

◆教えてくれたのは、この2人!

管理栄養士 園部裕美さん…スポーツ栄養士を経て、現在は栄養指導やコンサルを中心に活動。分子栄養学に精通し、理論的かつ、自己の経験も元にしたSNSでの発信が大人気。@hiromisonobe_eiyou

TIGER GOLF FITNESS 中目黒店 トレーナー SHOさん…理想のスイングができる"体づくり"のための、ゴルフ特化型のパーソナルトレーニングジムでトレーナーを務める。過去にプロ野球選手としても活躍し、筋肉や体の構造、疲労回復法などに詳しい。

Regina2023年秋冬号より転載 イラスト/香川尚子 エディター/河津美咲

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