1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【時代劇は韓ドラの華】年末に珠玉のベスト5を見なければ年を越せない!

【時代劇は韓ドラの華】年末に珠玉のベスト5を見なければ年を越せない!

  • 2023.12.29

韓国ドラマにとって「時代劇」は特別なジャンルだ。歴史好きな国民性を反映して韓国では時代劇が愛されているし、才能ある製作スタッフがどんどん参入して質の高いドラマが作られている。しかも、最近は若いイケメンが主役になるケースが多く、若い人の間でも時代劇の人気が高まっている。そんな中で珠玉の作品をピックアップしてみた。

●『赤い袖先』(2021~2022年)

画像=MBC

出演者(役名)=イ・ジュノ(イ・サン)、イ・セヨン(ソン・ドギム)、イ・ドクファ(英祖)、カン・フン(ホン・ドンノ)

〔視聴ポイント〕国王イ・サンと宮女ソン・ドギムの抒情的な恋物語を描いた宮廷ロマンスの傑作。特に、王宮で奉職する宮女たちの生き方が新鮮な感覚で紹介されていて好感が持てる。

もちろん、イ・ジュノとイ・セヨンの表現力が豊かな演技も素晴らしい。さらに、美的感覚があふれた映像が秀逸。過去10年の韓国時代劇を見渡したら、この『赤い袖先』が間違いなく最高の作品に仕上がっている。

●『王になった男』(2019年)

画像=tvN

出演者(役名)=ヨ・ジング(ハソン/イ・ホン)、イ・セヨン(ユ・ソウン)、キム・サンギョン(イ・ギュ)、クォン・ヘヒョ(シン・チス)

〔視聴ポイント〕ヨ・ジングが演じるのは国王イ・ホンと道化師ハソンの2役。国王にそっくりなハソンが影武者になってから、ドラマは圧倒的な緊張感に包まれる。イ・ホンの精神が破綻していく中でハソンが完璧な国王を演じるプロセスがとてもいい。

彼がやがて人間味あふれる善政を行なっていくところも興味深い。さらに、悪徳高官との対決も見応えがあった。また、王妃を演じるイ・セヨンも繊細な演技を披露していた。

●『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)

画像=SBS

出演者(役名)=イ・ジュンギ(ワン・ソ)、IU(ヘ・ス/コ・ハジン)、カン・ハヌル(ワン・ウク)、ホン・ジョンヒョン(ワン・ヨ)

〔視聴ポイント〕歴代時代劇のアンケートをすると必ず人気度が上位に入る傑作だ。イ・ジュンギを中心にカン・ハヌルなどの美男系がたくさん皇子に扮している。

物語は、IUが演じる現代女性が高麗時代にタイムスリップしてイケメン皇子たちとラブロマンスを繰り広げていく。一転して、後半は重厚な歴史劇となり、スケールの大きい愛憎劇が展開される。歴史的なエピソードもとても面白い。

●『恋慕』(2021年)

画像=KBS

出演者(役名)/パク・ウンビン(イ・フィ/タミ)、ロウン(チョン・ジウン)、ナム・ユンス(イ・ヒョン)、チェ・ビョンチャン(キム・ガオン)

〔視聴ポイント〕王宮では歓迎されない双子が世子嬪(セジャビン/世子の妻)から生まれて、数奇な運命をたどる過程が描かれていく。後に主人公イ・フィは男装して冷淡な世子になっているが、学問の師匠ジウンに徐々に惹かれる。

冷たい態度を見せながら内心では愛情を持ち続けるイ・フィ。彼女が抱えた葛藤をパク・ウンビンが繊細な感性で表現していた。また、韓服がよく似合うロウンのイケメンぶりが目立っていた。

●『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』(2016年)

画像=KBS

出演者(役名)=パク・ソジュン(ソヌ=ムミョン)、パク・ヒョンシク(ジディ=真興王)、Ara(アロ)、ミンホ(スホ)、V(ハンソン)

〔視聴ポイント〕舞台は新羅(シルラ)で古代のエリート集団が描かれるが、キャスティングが豪華で出演していたイケメンが強烈だった。パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、BTSのV、SHINeeのミンホなど、そうそうたるメンバーが大活躍していて、見ていて本当に楽しい。

内容も波乱万丈で、復讐劇があったり「新羅の国王は誰か」という謎めいた展開があったりして、最後までスリル満点でドラマに心地よく没入できる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

元記事で読む
の記事をもっとみる