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「高卒の指示は受けない」学歴マウントをする社員から嫌がらせの毎日⇒お望み通り退職した結果?

  • 2023.12.29
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私は高校卒業後に入社した会社で、これまでずっと同じ部署で働いていました。勤続10年目にして初めて部署を異動することになったのですが、そこでとんでもない仕打ちを受けることになり……。

異動先の部署にはマウント社員ばかり

今回の異動に伴い、私は「主任」を務めることになりました。異動先の部署には、課長と女性社員2人が働いています。早速、彼らに挨拶をすると課長から「なんだよ主任って」といきなり悪態をつかれたのです。さらに、私の部下となる女性社員たちからは「あなた高卒なんでしょ? 信じられな〜い」「有能な私たちの仕事、邪魔しないでね」など、見下し発言が飛び出します。

勤務中も彼らはひどい態度で、 私が業務にかんする確認をしようと声をかけても、まともに聞いてもらえません。挙げ句の果てに「高卒に何を言っても理解できないでしょ」とさげすまされます。

ほかにも、定時後も残業をして仕事をしていると女性社員2人から「高卒は仕事ができなから残業か(笑)残業代を稼げて、いいご身分ね」と言われることも。3人からまったく歓迎されていない状況に心が折れそうでしたが、たびたび部長が様子を見にきてくれたのでなんとか頑張っていました。

けれど、あるとき私が置かれている状況を心配した部長から「前々から思っていたけれど、あなたにはこの会社は合わないんじゃないかしら」と言われてしまい……。

意味不明な主張に呆れ…

それから月日が経ち、ついに私は3人から完全に無視されるようになりました。そこで彼らに「こんな状況では業務をうまく進められないですよ」と伝えるも、「勉強しないで大学にも通えなかった人がなんか言ってる」と嫌味を言われる始末。

我慢の限界を迎えた私は、真面目に仕事もせず、学歴マウントばかり取る彼らに「学歴なんて関係ないですよね?!」と反論。けれども1人の女性社員は「何言ってるの。私たちみたいな有名大出身の人間で構成されたハイスペック部署を作り上げる予定なんだから、関係大アリよ」と主張。

そして課長は「君は前の部署でもそんな態度だったのか? 主任だろうが、高卒は口答えするな」と言い、女性社員は「低学歴がいると気持ちよく働けなーい。早く辞めてほしいわ」と言い放ちます。そこで私は「わかりました。それでは辞めさせていただきます」と宣言。それからすぐに退職しました。

退職後に課長からあるお願いをされ…

それから数カ月後。私はひどく疲弊した様子の課長から連絡を受けました。そして「今すぐ戻ってきてほしい」と懇願され、渋々ですがひとまず会うことに。顔を合わせた途端、課長から「君がいなくなってから業務がまったく回らなくて、取引先からもクレームばかりなんだ。お願いだから戻ってきてくれ」と泣きつかれました。

女性社員たちは「あんたがいなくなってから、今まで使えたシステムがまったく使えなくなった! 何か小細工でもしたんでしょ?! 訴えてやるから」と叫びます。

そこで私は「作業効率化のために導入されていたシステムのメンテナンスはどなたが引き継いだんですか?」と質問。キョトンとする3人に、続けて「とてつもなく素晴らしいシステムだったので、何度も管理方法を聞こうとしましたが、あなたたちはすべて無視しましたよね。私が残業していたのは、自力でシステムの管理方法を把握するためだったんですよ」と、残業していた理由を明かしました。

業務が円滑に回っていた理由

実は、私が異動する前にある男性社員が働いていたそうです。その社員が開発したシステムのおかげで、かなり業務が効率化され、不真面目な課長や女性社員でも業務が円滑に進められていました。けれども、彼らは男性社員が「高卒だから」という理由で私にしたように嫌がらせを続け、彼は退職していたのです。

今となっては、部署内の誰1人としてシステムについてわからない状態で、管理ができておらずうまく業務が回らなくなってしまったのでしょう。私は、彼らがシステムについて無知であることに気づいていましたが、あえて何も伝えずに退職しました。なぜなら「高卒の話は聞かない」と言われていたからです。

マウント社員たちの末路

課長からは何度も戻ってくるよう懇願されましたが、私ははっきり拒否。退職後の私は、部長から紹介され、システムを作った男性社員が立ち上げた会社で快適に仕事をしていました。部長があのとき「あなたには合わない」と言った理由は、彼らのひどい行いに同じく悩んでいたからです。

何度も彼らの問題を解決しようと取り合ってくれていたようですが、部長も「高卒だから」という理由で上にあまり聞き入れてもらえず「この会社には未来がない」と思っていたのだとか。

そんな部長も、もう少ししたら私が働いている会社に転職する予定です。学歴マウント社員たちはその後、日頃の勤務態度がたたって課長は降格。女性社員2人は別部署へと異動となりましたが、あまりにも仕事ができず厄介者扱いを受けているそう。

学歴にかかわらず、仕事に対して真摯に向き合うことがとても大切だと改めて実感しました。これからも、仕事にやりがいを感じながら頑張っていきたいです。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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