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お正月に鏡餅を飾る理由は?鏡餅の上の“みかん”に意味はある?老舗和菓子店が残したい日本の伝統

  • 2023.12.28

お正月に鏡餅を飾る理由は?

お飾りが一式揃ったお亀堂オリジナル「鏡餅三宝セット」
お飾りが一式揃ったお亀堂オリジナル「鏡餅三宝セット」

昔ながらの製法で鏡餅を販売する老舗和菓子店「お亀堂」。愛知県三河地域で70年の歴史を持つ同社によると、新年を迎える際に鏡餅を飾る風習は、紀元前、垂仁天皇の時代から始まったとされています。

鏡餅を飾る理由は「生命力と丸を重ねて円満を願う」こと。旧年の無事に感謝し、家族の健康や会社繁栄など新たな年への願いを込めるそうです。

鏡餅と言えば、鏡餅を載せる台「三宝」や、お餅の上に載った橙(ダイダイ)をイメージする人も多いのではないでしょうか。ダイダイには、「家族の繁栄に見立てて“代々”栄える」という意味があります。「お亀堂」では、「裏白(うらじろ)」や「御幣」、日本伝統のお飾り一式をそろえた「鏡餅三宝セット」を販売しています。

鏡餅のもち米には佐賀県産の「ひよく餅米」が使用され、木のセイロで蒸し上げ手作業で丸めた手間のかかったもの。

「お亀堂」は、「日本伝統の鏡餅の文化を残していきたい」と言います。鏡餅を飾る“意味”を知ることで、新年を迎える気持ちに少し変化があるのではないでしょうか。

(LASISA編集部)

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