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後輩「先輩、ご苦労様ぁ~」私「え!?」【やる気のない新人】を注意すると → 逆切れしてきて──!?

  • 2023.12.28
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新人教育って結構気を遣うものですよね。それでも正しく仕事を覚えてもらうためには、必要不可欠なものです。昔筆者が担当した時の新人さんは、中々のツワモノで……。筆者が体験した新人教育エピソードをご紹介します。

画像: ftnews.jp

やる気のない新人に、頭を悩ませる日々

私が20代の頃に勤務していた、職場での出来事です。
春になり数名が入社し、私は新人B君の教育担当になりました。

他の新人さん達が順調に仕事を覚えて行く中、私は毎日頭を悩ませていました。
なぜなら、B君はハッキリ言ってやる気もなく、仕事の覚えもかなり悪かったのです。
同じことを何度注意されても、一向に改善する気配がありません。
メモを見るよう伝えるも、「どこにメモしたか分からない」と開き直る始末……。

さらに一番気になっていたのは、私への挨拶でした。
他の社員には「お疲れ様です」ときちんと言うのに、なぜか私に対してだけは「ご苦労様」と言うのです。
どうも他の社員と私に対する態度が違うように感じて、私も随分とストレスを感じる日々でした。

目上の人とは? 言葉遣いを正すと逆切れ

ある日も指導中に適当な返事をされたので、頭にきた私は、

「目上の人に対しては、『お疲れ様です』だよ。」

と注意したのです。
するとB君は、あからさまにイラついた顔で、

「目上って。私さん、僕より年下ですよね!?」

実はB君は中途採用で、私より一つ年上だったのです。
その年齢差で自分の方が目上だと思い、私に対して「ご苦労様」と言っていたようでした。

流石に呆れましたが、職場での言葉遣いは正確にするよう伝えてその日は終わりました。
しかし私の注意が気に食わなかったのか、なんと次の日から無断欠勤をするようになったのです。

逆切れの無断欠勤!? もう二度と来なくていいです!

無断欠勤3日目の朝、職場に一本の電話がかかってきました。

「上司のパワハラで辞めます!」

電話の主はB君でした。
B君はそれだけ言うと、電話を一方的に切ってしまったのです。

もちろん私はB君の様子を全て上司に報告していたので、特にお咎めも無しでした。
お咎めどころか、皆が口々に慰めてくれたほどです。
こんな人もいるのかと、ただただ呆れてしまった出来事でした。

まとめ

世の中自分の常識だけでは通用しないものです。
私の言い方や態度がB君にとっては厳しく感じたのかもしれませんが、社会へ出るときには、正しい常識を身につけたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K

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