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ドラマ『もうすぐ死にます』俳優キム・ジフン、“長髪の悪役”という新たなキャラクターを構築!

  • 2023.12.27

俳優キム・ジフンがドラマ『もうすぐ死にます』を通じて完璧に悪役の印象を植え付けた。

キム・ジフンは12月15日から公開されたドラマ『もうすぐ死にます』パート1でパク・テウ役を演じ、視聴者に衝撃を与えた。

劇中、パク・テウは紳士的なイメージで皆から羨望されるテガングループの長男だ。原作にはないドラマだけのオリジナルキャラクターとして誕生したパク・テウ。先立って、キム・ジフンは「ベールに包まれた人物。華やかな俳優のラインナップの中でも最も魅力的だろう」と自信を示した。チェ・イジェ役を演じたソ・イングクもやはり「パク・テウはイジェに一番大きな影響を与えるキャラクター」と付け加えている。

パート1が公開されてからこれまで、視聴者たちはパク・テウを演じたキム・ジフンに対して熱い反応を見せている状況だ。

キム・ジフンの初登場は多くの人々に深い印象を残した。面接官たちが社員として働いた経験がなく、アルバイトだけをしてきたチェ・イジェの履歴書をバカにすると「私は(なぜ書いたのか)分かる気がする。自分はハングリー精神と根性があると言いたかったのではないか、チェ・イジェさんかっこいいです」と言い、まさに紳士的な一面を見せた。

そんなパク・テウには隠された事情が。テガングループの2番目の息子であるパク・ジンテ(演者チェ・シウォン)に後継者の座を奪われてしまったのだ。

パク・ジンテに転生したチェ・イジェに入ってきた記憶の中のパク・テウはいつも萎縮していた。弟との競争で常にナンバー2として残ったパク・テウを見て、視聴者たちは残念がった。

しかし、パート1の最後の場面で彼の素顔が公開された。衝撃的なドラマの逆転の始まりはまさにパク・テウだ。タバコを深く吸い込むパク・テウの顔が画面に写されるという鳥肌が立つような展開。欠点一つないと思われていたパク・テウの裏に隠されたぞっとするような本性が明らかになり、パート2につながる巨大な序幕を暗示した。

キム・ジフン
キム・ジフン(写真=TVING)

キム・ジフンはこのようなミステリアスで二面性のあるキャラクターのパク・テウを徹底的に演じた。

チェ・イジェの7番目の転生であるチャン・ゴヌ(演者イ・ドヒョン)との演技対決も衝撃的だ。欲望に満ちた冷たい目でチャン・ゴヌに対し、「私が手伝ってあげる」と話すキム・ジフンの迫真の演技は恐怖さえ感じた。

多様な作品を通じて演技の幅を広げてきたキム・ジフンは、長い間“室長”というイメージが強かった。しかし『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』に続き、Netflix映画『バレリーナ』やドラマ『悪の花』などを通じて、「室長」のイメージを脱ぎ捨て、“長髪の悪役”というユニークなイメージを構築した。

キム・ジフンが『もうすぐ死にます』を通じてもう一つの人生キャラクターを誕生させ、自身の存在感を堂々と示した。パート2ではまたどんな熱演を繰り広げるか期待だ。

なお『もうすぐ死にます』パート2は2024年1月5日、プライムビデオを通じて配信される。

(記事提供=OSEN)

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