仲間はずれにされた？「合わない友達」と距離を置いたきっかけ

ゆいな(@yuina.kajima)さんと同じ高校だった美姫・華と大学で出会い、何となく行動を共にするようになった3人。ところが、授業態度や普段の言動など随所に「合わない」と感じることが積み重なっていき…。ゆいなさんが大学生だったころ、友だち関係に悩んだエピソード『友達だと思っているのは自分だけかもしれない』をダイジェスト版でごらんください。

一緒にいて楽しいという気持ちはうそじゃない

同じ高校だった3人は、同じ大学の学部で再会。何となく行動を共にするようになります。ところが、大学生活に慣れてきたころ、美姫・華は次第に授業をサボったり、居眠りしたりすることが増えていきました。真面目に授業を受けているゆいなさんは授業のノートを見せてあげています。

モヤモヤとした気持ちを抱えていましたが、「一緒にいて楽しい」と感じる気持ちも持っていました。これからも友だち関係を続けようと思っていた矢先、ショックなできごとが起こります。

もしかして、仲間はずれ？

急に「おなかが痛い」と言い、教室を飛び出してしまった美姫。授業が終わっても戻ってくることはありませんでした。30分早く終わったため、本屋に向かったゆいなさん。すると、ショックな光景を目の当たりにしてしまいます…。

どうやら遅刻した華が美姫へ「授業をサボってクレープを食べに行こう」と誘ったようです。いつも真面目に授業を受けているゆいなさんは「どうせ断るだろう」と考え、誘わなかったようですね。

このできごとがきっかけで、ゆいなさんはある決意をします。

言いたいことを伝える

クレープの件が引き金となり、2人と距離を置くことにしたゆいなさん。今までは2人に合わせていましたが、やっと自分の思い通りに過ごすことができるようになりました。

今までは「ボッチはイヤだ」と思い、合わないと感じていた2人とムリにでも行動を共にしていました。ところが、モヤモヤは積もる一方でした。いざ距離を置くと、拍子抜けするほどあっさりと離れることができましたね。

「大学」という限られたコミュニティーだからこそ、人間関係に悩まされることがあります。ですが、人目を気にしてガマンし続けるのはもったいないですね。一人で行動することは決して恥ずかしいことではありません。また、大学以外での自分の居場所を作ることも時には大切なことですね。

著者：ももこ