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阿佐谷どっぷりフォークシンガーソングライター JiHyangはギターが武器兼恋人

  • 2023.12.28
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DJ Nobby、JiHyangさん、コーディネーターのぴんくさん
DJ Nobby、JiHyangさん、コーディネーターのぴんくさん(J-CASTトレンド)

【連載:未来のスターがやってきた】
若手アーティストを熱く応援する音楽バラエティーラジオ番組「DJ Nobby's Tokyo LIVE!!」のメインパーソナリティー、DJ Nobbyさんによる新連載。全国放送の同番組に出演した「近未来のトップアーティスト」の素顔を紹介します!明日にも人気沸騰する逸材が登場するかも...?

DJ Nobbyです。第28回のゲストは、東京都阿佐谷出身、育ち、在住のフォークシンガーソングライター「JiHyang(ジヒャン)」さん! DJ Nobbyと、番組コーディネーターのぴんくさんが共催しているライブイベントにて、ぴんくさんが開演前にかけていたBGMがNobbyの耳にとまったことがきっかけで、ご出演いただくことになりました。

ピアノ、トランペットを経て、そしてギターへ

生まれ育ちは日本であるものの、ご両親のルーツは韓国にあるJiHyangさん。今の活動スタイルはアコースティックギターの弾き語りですが、ピアノとトランペットも演奏できるそうです。ピアノは三歳の時から習っていて、トランペットとは中学時代の吹奏楽部で出会いました。

ギターを始めたのは大学に入ってから。当時はピアノ弾き語りスタイルで活動していたものの、あるアーティストの弾き語りを見て、あまりのかっこよさに憧れたJiHyangさんは、ギター弾き語りを志すことに。ギターを始めた当初について、「まったくゼロの状態から始めたんですか?」と聞くと「0.5ぐらいですかね!ジャーンとコードをならせるぐらいでした!」と、いたずらっぽい笑顔で教えてくれました。

「森に合うアーティスト」になりたい

話し声と歌声のギャップが大きいJiHyangさん。普段の話し声は若く、はつらつとした印象なのですが、歌声からはジワッと心に染みこんでくる蜜のような印象を受けます。大学時代に声楽を学んだことや、韓国・朝鮮の民謡の研究をしていたことが独特の歌い方を形成したのではないかと語ります。

2022年3月まで大学院に在籍しており、それまではミュージシャンとして生きていく覚悟ができていたわけではなかったそう。別名義で行っていた、ご自身のルーツにつながる音楽活動が仕事として成立してきたことから、22年の3月になってやっとプロとしてやっていく決意ができた、と明かしました。

ただ、たくさんのお客さんに囲まれて大きな会場でライブをしたいという思いはあまりなく、JiHyangさんが目指すのは「森に合うアーティスト」。自然の中で聞きたくなるような音楽を作るアーティストになりたい、と目標に掲げているのだとか。

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現在、ライブ出演の頻度は「月に1本」。それ以上になると、JiHyangさんはキャパオーバーになってしまう、と言います。トーク中にこの記事に掲載する写真を撮影していると「今もまさにキャパオーバーになりそうです......!!!」と繊細な部分も垣間見せてくれました。

 

年末総括「また音楽と共に未来を創って」

今年はいわゆるコロナ禍から平常モードへと世の中が大きく変化した一年でした。ライブハウスシーンにおいても人数制限や声出し制限などが徐々に緩和され、アーティストや観客が慣れ親しんだ「ライブ」の形式に回帰した一年でもあったと思います。

DJ Nobby's Tokyo LIVE!!で取り上げているアーティストたちの表情も徐々に前向きなものに変わり、また音楽と共に未来を創って行くことができる!という確かな実感を得られるようになってきました。

2024年もより一層、個性的なアーティストを紹介できるように、また一緒に未来を創っていけるように発展させたいと思っています。来年もどうぞご贔屓によろしくお願いします!


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