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海外旅行中、体に【謎の赤い斑点】が! 「どうせダニでしょ」と思いきや → 詳しく調べてみると──!?

  • 2023.12.27
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日本でも最近ニュースで目にするアノ虫……。これは私が海外をバックパッカーしていた時の体験談です。体に突如できた赤い斑点の正体は!?

画像: ftnews.jp

突然いろんな場所に赤い斑点が

中南米を旅していた時のことです。
ある時ふと鏡を見たら、赤い斑点が色々な箇所にできていることに気づきました。
なんだろう? ダニかなぁ? と思いつつ、最初はあまり気にしていませんでした。

しかし、日を増すごとにかゆみが増していき、中には腫れてアザのようになるものも。
「なんだかおかしい」
そう思って調べてみると、「南京虫(ベッドバグ・トコジラミ)」というワードがヒットしました。

南京虫とは別名ベッドバグ・トコジラミと呼ばれる虫

南京虫……この頃日本ではあまり馴染みがなく、海外でよく話題になっているイメージでした。
私は海外旅行の機会や、留学で長期滞在も多かったため名前は知っていたものの、これまで一度も遭遇したことはなく、実際どんなものなのかは実はよく知らなかったのです。

調べてみると、基本的にベッドなどに潜んでいる虫で夜や暗闇で動き出すことが多いため日中にはあまり見かけないそう。
特徴としては連続して何箇所か噛み、服などで隠れていない露出した部分を噛むそうです。

これを見て、「確かに!」と思いました。なぜなら、私が噛まれていたのは首や肘下・膝下(Tシャツ・ハーフパンツでした)がほとんど。
そして日に日に増していく痒み。
症状もが南京虫の特徴に当てはまっていました。

枕の下や、布団の下を探せばいることもあるという情報を見て、布団をめくったりマットレスをひっくり返したりしました。
すると出てきたのです。奴が……。

放っておくと大変なことになる

決定的でした。
発見した虫は、南京虫で検索すると出てくる写真とそっくりだったのです。
この虫、ダニや蚊と勘違いして放っておくと大変なことになるのですが、何より繁殖スピードがえげつないのです。
たった1週間程度で卵が孵化するため、気づいたときにはすでにかなり繁殖している可能性も多く、自力で駆除するのはかなり困難なのです。
もちろん、皮膚疾患も起こしかねません。
文章だと伝わりにくいのですが、本当に転げ回りたくなるほどの痒みに襲われます。
痕も2週間近く残るし、自分の荷物や体についていないかも確認が必要。
もちろん、宿にも泊まっていられません。
本当に恐怖の虫なのです。

ダニだと決めつけず、おかしいと思ったら病院へ

私はたまたま虫自体を見つけたので南京虫だと分かりましたが、原因がわからずなんだろう? と感じたらすぐに病院に行くのがおすすめです。
はやく対処しないと大変なことになりますよ!
私もダニと決めつけず調べてみてよかった。
日本でも流行っている南京虫、みなさんご注意を。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Natsumi.K

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