厚切りトーストと日替わりの野菜スープをランチに。ベーカリーカフェ「foodscape! BAKERY 北浜」

大阪・北浜のオフィス街にあるベーカリーカフェ「foodscape! BAKERY（フードスケープベーカリー）」 。大阪・福島で人気だった「foodscape!」が惜しまれつつも閉店しましたが2021年11月北浜で復活しました。店内には自家製のミニ食パンや惣菜パン、季節の食材をたっぷり盛り込んだ期間限定パンなど創作性の高いパンが約50種も。厚切りトーストとたっぷりの野菜サラダ、具沢山スープがセットになった食事メニューやベルリン風ドーナッツなどがイートイン可能で、カフェとしても利用できるベーカリーです。

オフィス街にあるベーカリーカフェ

大阪メトロ堺筋線北浜駅5号出口から徒歩2分、堺筋沿いにあるパンとスープの店「foodscape! BAKERY北浜」。

店名の「foodscape!」は、食べ物を意味する英語「food」と、日本の風土や風景を表す「ランドスケープ」との造語。「食べることは生きること、生きることは暮らすこと」をコンセプトに、約50種もの創作パンがずらりと並びます。

パン売り場にはオープングリルが設置されているので、時間によっては生産者から届いた旬の食材を焼いてサンドイッチにする様子なども見ることができます。

壁際にあるカウンターではイートインも可能。パン売り場に並ぶパンやサンドイッチが味わえるほか、イートイン限定のトーストセットも人気です。

国内産100%の小麦粉や厳選した素材でつくる創作パンは約50種

店内には定番のパン、季節限定のパン、スイーツ、焼き菓子など含め40～50種も。パンの素材はすべて無添加にこだわり、国内産100%の小麦粉を使用、種子島産きび砂糖や瀬戸内海産の藻塩など、厳選した素材を使っています。

自家製の食パンはミルクで作った山食パン、湯種食パン、グラハムとライ麦の食パン、大山小麦の全粒粉食パンの4種。

ナポリタンや焼きそばをコッペパンにサンドしたり、朝採れの新鮮で肉厚なしいたけと自家製餃子を重ねたバーガーにするなど、創作性の高さが魅力です。

サスティナブルなスープがセットに付くトーストセット

イートイン限定メニューは、厚切りトーストと野菜サラダ、日替わりのサスティナブルスープが付いた厚切りバタートーストセット（880円）と、そこに目玉焼き、自家製ロースハムが付いたスペシャルトーストセットの2種。

厚めにスライスした食パンと、農園から届いた野菜でつくるたっぷりのサラダ、安全安心と人気の大分県の蘭王たまごで作る半熟の目玉焼き、キメ細かく柔らかい食感と旨みが特徴の自家製ロースハムと、素材にこだわり尽くしたプレートです。

スープがサスティナブルと名付けられているのは、食材を使い切ることを目的に作られたスープだから。こちらのお店は系列各店のメニューをまとめて仕込むセントラルキッチンが隣接されていて、大量に出る野菜の皮や切れ端などを使ってスープを作っています。

この日のスープはごろごろ野菜のクリームスープ、にんじんとさつまいものポタージュの２種。好きな方を選べます。

クリームちょこん、がかわいい名物ベルリン風ドーナッツ

スイーツのなかで人気が高いのは、穴が開いていないベルリン風ドーナッツ。ドイツでは、家庭でお母さんが子供のために手作りするドーナツとして親しまれているそう。

中に詰めるクリームは地域によってさまざまで、こちらでは生クリームとカスタードを合わせたクリームを詰めています。手でつかむと、中からクリームがあふれるほどたっぷり入っているので、素朴でもケーキを食べているような満足感があります。

冬季限定のデザートドリンクは自分で溶かすホットチョコ

定番のドリンクはアメリカーノ、カフェラテ、紅茶、自家製コーラやジンジャーエール、レモネードなど多彩なラインナップ。

冬季限定ドリンクとして提供されているのは、アールグレイ香るホットチョコレート。上質な茶葉を使用したガナッシュをチョコで丁寧に三層コーティングしものをホットミルクに溶かしながら飲む、やわらかい甘さのホットチョコレートドリンクです。

個包装されたビジュアルもかわいく、ホームパーティーにあると喜ばれそうですね。

素材にこだわったパンやプレートがいただける「foodscape! BAKERY 北浜」。日常の延長線で、ちょっと特別なものを食べたいときにぴったりのベーカリーカフェです。