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注意!その投信、新NISAでは買えなくなるかも

  • 2023.12.28
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NISAで投資信託を自動積立している人は、新NISAが始まる前に持っている商品を今一度見直してほしい。今NISAで投資している商品が、もしかしたら新NISAでは買えなくなるかもしれないからだ。

■現行NISAと新NISAで取り扱えるファンドが変わる

2024年以降の新NISAでは、“長期投資に向かない”投資信託が対象外となってしまうので、たとえば信託期間の短い(20年未満)、毎月分配型、デリバティブ取引が使われているものなどがこれにあたり、NISA枠では買えなくなるかもしれない。

よく取り扱われている商品を例に挙げると、毎月分配型ならピクテ・グローパルインカム(毎月分配型)やダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)、デリバティブ取引を用いたものではピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンドやグローバル3倍3分法ファンドなどがこれに当たる。

なお、はじめは対象外であった投資信託が対象となることもある。気になる商品があれば、最新の情報を投資信託協会のウェブサイトで確認しておこう。

■対象外の投信の自動積立をそのままにするとどうなるか

ただし、これまで「つみたてNISA」で買っていた投信は、新NISAでも対象なので心配は要らないのだが、注意しないといけないのは、上に挙げたような投信を「一般NISA」枠で自動で毎月購入していた人だ。

自動積立の設定は新NISAにも引き継がれる。対象外商品の自動積み立てをそのままにしておくと、買い付けされない金融機関もあれば、課税口座のほうで買い付けされてしまうというところもあるようだ。NISAを活用できないばかりか、気付かないうちに税金が課せられてしまう可能性がある。

■積立日をやめられるのはいつまで?急いで確認を

自動積み立てをやめるには期限があり、積立日の前日まで手続きできるところもあれば、7営業日前までの手続きが必要なところもあるので、心当たりがあるなら急いで確かめよう。

積立日は多くの場合、自分で好きな日を選んでいることが多い。ただしクレジットカード積立の場合、SBI証券なら毎月1日(ただし年初は第2営業日)、楽天証券なら毎月1日か8日などと日にちが指定されており、積立中止の期限も違っているので気を付けよう。

自動で投資できるからと放っておかず、新NISAが始まるタイミングで見直しをしておきたい。

文/編集・dメニューマネー編集部

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