1. トップ
  2. 恋愛
  3. ″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは

″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは

  • 2023.12.26

キレるかもと思ったら、6秒深呼吸するのがベスト! 怒りの感情をコントロールすることができれば、恋愛も仕事もきっとうまくいくようになります。

自分や相手の感情に揺さぶられてしまいやすい人へ、簡単に実践できる効果的なアンガーマネジメントについて紹介します。

アンガーマネジメントとは?

怒りをコントロールするためのスキル

″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは
恋学[Koi-Gaku]

アンガー(anger)とは、怒り、憤りなどの感情を表す英単語です。

アンガーマネジメントとは、これら怒りの感情を自制し、思ったようにコントロールすることをいいます。

キレそうになったら6秒待て!

なぜ待つ必要があるのか

アンガーマネジメントの基本は、キレそうになった時に6秒待つということ。

なぜ少し時間を置くのかというと、気持ちを落ち着かせるために必要な時間だからです。

怒りを感じた時に、感情のままに言葉や行動を放り出してしまうのではなく、一旦冷静になり、怒りを飲み込むことで、次に発する言葉や行動が変わります。

「6秒」である理由とは

″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは
恋学[Koi-Gaku]

では、なぜ待ち時間が6秒なのでしょうか。

気持ちを落ち着かせるためには、3秒では不十分かもしれません。3秒といえば、一回深呼吸できる時間ですよね。たった一回の深呼吸では、体も頭もリラックスすることは難しいでしょう。

では、少し長めの10秒ではどうでしょう。10秒だと、冷静になるには十分な時間ですが、少し余裕があるが故に、目の前の怒りから派生して違う怒りが生まれてくることがあります。

余計にヒートアップしてしまいかねないので、これでは少し長すぎると言えるでしょう。自分の心を落ち着けるだけの時間としてベストなのが6秒だと言われています。

その場を離れることも大事

怒りを感じた時、もしできるなら、その場を離れるということも有効です。怒りの対象から目を逸らすことで、自然と興奮していた気持ちがおさまり、落ち着いてきます。

もちろん、やらなければいけないことから無責任に逃げるようにしてはいけませんが、一旦、怒りの対象を見ないようにするというのは、うまくアンガーマネジメントをするうえで効果があります。

アンガーマネジメントのメリット

相手を受け入れられるようになる

アンガーマネジメントは、怒りの感情をなくそうとするものではありません。

自分とは違う相手の考え方を受け入れることで、許容範囲を広げようとするものです。アンガーマネジメントを続けることで、他人の考え方に寛容になることができます。

他人とぶつかることが減る

″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは
恋学[Koi-Gaku]

恋人とのケンカや同僚との諍い(いさかい)を引き起こすのは、考え方や価値観の違いが多くの原因です。

アンガーマネジメントを続けることで自分の許容範囲が広がり、他人とぶつかることが減ります。

印象が柔らかくなる

怒りっぽい人は、表情にもそれが表れます。特に「目は口ほどに物を言う」と言われるように、苛立ちやすい人は目の奥が笑っていないとか、怖い人だという印象を持たれてしまいやすいです。

アンガーマネジメントを続けると、怒る機会が圧倒的に減るので、口調や表情にも変化が表れ、自ずと見た目の印象も変わります。

キレそうになったときの対処法とは

深呼吸して6秒待つ

″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは
恋学[Koi-Gaku]

前述の通り、怒りを感じたときには一旦深呼吸して6秒待ちましょう。怒っている時は、脈が速くなり、呼吸が浅くなりやすいです。

すると、体に十分な酸素が行き渡らず、脳も酸欠状態になって、幸せを感じる物質だといわれるセロトニンが少なくなります。

大きく息を吸うと、血行が良くなり、気持ちの回復が早まります。

上を向く

下を向いた姿勢では、体が前傾して肩が丸まり、呼吸が浅くなります。そうすると、どれだけ落ち着こうと自分に言い聞かせても、怒りの感情もうまく抑えることができません。

ですから、苛立つことがあったら、あえて顔を上げて胸を張る「いい姿勢」を意識してみてください。

目線をそらす

″6秒″待って! 怒りをコントロールするアンガーマネジメントとは
恋学[Koi-Gaku]

怒っている時、怒りの対象を見続けていると、ますます怒りが込み上げてきます。

怒りが爆発しそうで「無理だな」と思ったら、一旦目線を逸らしましょう。

この時できるだけ、顔をまっすぐにあげた状態の視線か、それより上に目線を向けることが理想です。

考えることをやめる

これは、思考を一旦ストップさせるということ。怒りを感じたら、「考える」ことをやめ、無になりましょう。

考えることには、感情も伴います。考えることをやめることで、考えに付随する怒りの感情もプッツリ途切れさせることができ、マイナスの感情から離れることができます。

アンガーマネジメントを身に付けてハッピーになろう!

アンガーマネジメントとは、怒らないのではなく、怒りをコントロールするスキルのことです。

もちろん人間なので怒りの感情はあって当然。それを無理やり抑え込むのではなく、自分の許容範囲を広げていくことで、怒りを感じにくくなっていきます。

アンガーマネジメントを身につければ、恋も仕事もきっとうまくいくはず♡ ぜひ実践してみてくださいね。

Written by さあや

元記事で読む
の記事をもっとみる