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「私の人形どこ行ったの!」実家で一晩中大泣きの娘→母のナイスな対応で笑顔に!

  • 2023.12.26

娘の相棒は、私が独身時代から持っていた大きな人形です。家の中ではどこへ行くにも連れて歩いていました。しかし、外出時はさすがに持ち歩いていないので、県外の実家へ帰省するときに持って行かなかったのですが、これが悲劇の始まりでした……。相棒がいなくて泣き叫ぶ娘を落ち着かせてくれた、母のナイスアイデアとは?

「人形がいないと嫌だ!」娘をなだめた実家の母のアイデアとは?

私が独身時代から大切にしていた全長60cmの人形は、いつしか娘の相棒になりました。娘が2歳になり歩けるようになってからは、どこへ行くにも人形を連れて歩くように。娘とほぼ同じのサイズの人形を連れて歩く姿はとてもかわいく、いつもほほ笑ましく見ていました。

あるとき、県外の実家へ泊まりで帰省することに。娘が人形を持ち歩くのは自宅内のみなので、帰省の荷物には入れませんでした。しかし実家に着いた当日の夜、娘を寝かせていると突然「人形がない!」と泣き始めてしまいました。「ママがいるから大丈夫よ」と言っても、聞く耳を持ちません。その後も、たびたび夜中に起きては思い出したかのように娘は泣き叫びます。その晩は、まともに寝られませんでした。

翌朝、玄関先から「あれ? 娘ちゃんにお手紙が来てるよ!」と母の大きな声が。なんと母は「娘ちゃんへ 人形ちゃんは今お友だちの家で遊んでいるから、楽しいよ! 人形ちゃんより」と書かれた手紙を持っていたのです。笑顔の人形のイラストも添えられており、娘は「えー! 人形ちゃんも遊んでるの!?」と、とってもうれしそう。どうやら母が、娘を安心させるために人形になりきって手紙を書いてくれたようです。その晩、娘は気持ちの整理がついたのか朝までぐっすり寝たのでした。

手紙をもらって以来、人形も人形の世界で楽しんでいると思えるようになった娘。とはいえ、今でも毎日一緒に遊ぶほど人形のことが大好き。娘がぐずったときは、母を見習って対応していきたいです。

作画/Pappayappa


著者:吉川おふみ

ベビーカレンダー編集部

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