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<奇妙な話>大事な【写真立て】が突然倒れて割れた!→ 不吉に思い、実家に電話した直後──!?

  • 2023.12.25

心霊現象を体験したことがある人の中には、怖い思いをした人もいれば、不思議な縁のようなものを感じたことがある人もいることでしょう。今回ご紹介するのは、幸か不幸か人生で初めて心霊現象を体験したママ友Dさんから聞いたエピソードです。

画像: ftnews.jp

実家から離れた場所に住むDさん

Dさんは結婚して実家から飛行機で1時間の場所に新居を構え、夫とこども2人の4人で暮らしていました。
地元からかなり離れてしまった上に、Dさんはおばあちゃんっ子だったので、祖母に会えなくなることを淋しく思っていました。それでも、父母と祖母の3人暮らしだったので、不安に感じることはありませんでした。

写真立てが、倒れた

ある日、子の授業参観と懇談会がある日だったので、Dさんは仕事を休み、時間まで家事をしていました。そして一息つくためにソファに座ってテレビを見ていたら、リビングの棚の上に置いてある写真立てが、突然倒れて、床に落ちました。

写真立てが倒れたこと自体が初めてで、しかも窓を開けているわけでもない、エアコンや扇風機をつけているわけでもないのに倒れ、しかも棚から落ちることなんて、住み始めてから初めてのことでした。
「さっき掃除した時に、ぐらついたのかな?」と思い当たる節はないものの、自分を納得させようとするDさん。
なんの写真が倒れたのか確認すると、DさんとDさんの祖母が一緒に実家で遊んでいる写真でした。しかも、不吉なことに、祖母の顔の部分だけガラスに亀裂が入っていたのです。

不吉に思い、実家に電話。すると……

この時、今まで霊感など全くなかったDさんでしたが、なんだか嫌な感じがして、すぐさま母のスマホに電話を入れました。
すぐに出てくれた母に「おばあちゃんと話したいから電話代わって!」と言いました。「ちょっと待っててね〜」と保留になったのですが、一向に保留が切れず、おばあちゃんも電話口に出ないままでした。
1分ほど経ったあたりで、とうとう電話が切れてしまったのです。
(どうしたんだろう……)と不安に思っていると、数分後に母から折り返しの電話が入りました。
「あんた、良いタイミングで電話してくれたわ。おばあちゃん、部屋で倒れてたのよ。ちょっと救急車呼んだから、また後でね。」と言うのです。

まさか、こんなことになっているとは思わなかったDさん。
あの写真立ては、おばあちゃんからの知らせだったのかもしれない。
その後、Dさんの祖母は病院に運ばれ、少し入院生活を送ったのち自宅へ戻ることができたのでした。
すぐに実家に電話してよかったと、Dさんは心底思ったのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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