性悪姑から【お墓のパンフレット】が届いた！？我が家に墓守をさせたい姑に、嫁がついに反撃──！

嫁にとって姑との関係は、結婚生活を左右するといっても良いほど重要なものかもしれません。良い姑ばかりではなく、世の中には想像を絶する意地悪な姑がいることも事実。これは筆者の友人・Rから聞いた実際に姑とバトルした時のエピソードです。

意地悪で陰険な姑

私の姑・T子はとにかく意地が悪くて、陰険な人です。夫や舅がいないところで私にネチネチ嫌味を言ったり、私の両親や子ども（孫）をバカにするような悪口を言ったり……。

私のことが心底気に入らないようで、何をしても文句を言われる生活が続いていました。

ある日、義両親からお墓のことで相談がしたいと言われました。姑は何とか我が家＝夫に墓守をさせたいらしく、菩提寺のパンフレットやお墓に関する資料などを我が家に送りつけてきました。

本音を言えば、姑の入るお墓など知ったこっちゃありません。それに私は絶対に同じお墓には入りたくないと思っていました。お墓の相談を受けたことをきっかけに、私の本当の気持ちを知って欲しいと夫に真剣に話をしました。

今まで姑から言われた嫌味、されてきた意地悪を全て話し、自分だけではなくて私の両親や子ども達のことまで悪く言われたことに一番腹が立ったと話したのです。

最初は話半分で聞いていた夫も、だんだんと顔色が変わり、最後には「嫌な思いをさせて悪かった。気が付かなくてゴメン！」と謝ってくれました。それほど姑の仕打ちはひどいものだったんだと再確認できたのです。

そんなことを知らない姑は、しびれを切らしたように我が家へやってきて「お墓の話はどう？」と夫にすり寄ってきました。

夫は姑に対し「俺は意地の悪いババアは大嫌いだ！俺の嫁に文句があるなら俺に言え！」と怒ってくれたのです。

これに驚いたのは姑です。溺愛してきた息子に「ババア」と言われて、あたふたしていました。姑はお墓の話を何とか了承させたかったのでしょう。急にとってつけたように私へ謝罪をし、「あなたたちに見てもらわないと困るのよ。」と泣きついてきたのです。

夫は私が話をしたとき、母親がそんな嫌な人間だったのはショックだと言っていました。陰でコソコソと自分の家族の悪口を言われたことに相当腹が立ったようです。

「私は縁を切りたいと思っているけど、あなたの母親だからあなたまで巻き込むつもりはない。」と言ったのですが「俺もそんな親ならもう知らない。」と言っていました。

「申し訳ありませんが、今後は一切お付き合いはしないつもりです。どうかお引き取りください。」

私は今までの思いをぶつけるように、姑を突き放しました。姑は最後までお墓のことをグダグダと言っていましたが、夫に家から出されてしまい、ショボンとしながら帰っていきました。

その後、今回の一連の話を夫が舅に話しました。舅は私たちの気持ちを分かってくれて、姑に激怒！どうやら姑は、舅にも愛想をつかされて別居することになったそうです。ひとりぼっちになってしまってかわいそうな気もしますが、自業自得ですよね。

私の子どもは息子です。将来自分が姑の立場になったときは、お嫁さんに同じような思いをさせないように注意しなければいけないと思う今日この頃です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K