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【2023年冬トレンド】「グレー」を使った最旬大人コーデ

  • 2023.12.25

みなさんはパーソナルカラーという言葉をご存じでしょうか? パーソナルカラーとは、その人の持つ色素や目の色、肌の色に合わせて“調和する色=似合う色”を導き出すメソッドです。

2023年のトレンド2大カラーはレッドとグレー。特にグレーは、ONの日でもOFFの日でも使いやすいベーシックな色の1つ。パーソナルカラーの概念でいうと、グレーはブルーベースの方におすすめの色です。もちろん、イエローベースの方も工夫次第で素敵に着こなすことができます。

今回は、札幌駅北口と札幌市東区でイメージコンサルティングサロンを運営している筆者が、パーソナルカラー別のグレーの着こなし方についてお伝えします。

1:春(Spring)タイプ

Sitakke

春タイプは、暖かさを感じる暖色系のなかでも、澄んだ色や華やかな色が似合いやすいグループです。今期トレンドのグレーは、心理的に寒色系に分類される色、かつ、くすんでいる色なので、春タイプの方にとってあまり得意な色ではありません。
そんな春タイプの方におすすめのグレーは、温かみを感じるグレー。コンクリートのような青みを感じるグレーではなく、冬の北海道でみられる薄曇りの空のように、太陽光が混ざる温かみのあるグレーです。顔写りを気にするなら、できるだけ白っぽい明るめなグレーを選んでみましょう。

2:夏(Summer)タイプ

Sitakke

夏タイプは、冷たさを感じる寒色系のなかでも、柔らかい色使いや穏やかな色使いが得意なグループです。パーソナルカラーの4タイプのなかでは、もっともグレーが得意。張り切って使いましょう! グレーは普段から使っている方も多いかもしれません。夏タイプに似合うとされる色とグレーの相性は抜群。得意な色とグレーを掛け合わせてファッションを楽しみましょう。冬の街中ではコートが黒になりがちですので、グレーのコートにチャレンジしてみるのもいいですね。

3:秋(Autumn)タイプ

Sitakke

秋タイプは、暖かさを感じる暖色系のなかでも、落ち着いたスモーキーな色が似合いやすいグループです。トレンドのグレーとはくすみ感という共通点を使い、上手に活用しましょう。秋タイプは、春タイプの方同様に、温かみを感じるグレーを選んでみて。また、深みのある色が得意な方も多いので、暗めのグレーを選んでみるのもよいでしょう。明るめのグレーにチャレンジしたい場合は、上のコーデのように中に得意な深みのある色を合わせるのがおすすめです。

4:冬(Winter)タイプ

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冬タイプは、冷たさを感じる寒色系のなかでも、華やかでコントラストを利かせた色使いが得意なグループです。澄んだ色が得意なグループなので、グレーに苦手意識を持つ方もいるかもしれません。
しかし、グレーとは寒色系という共通項がありますので、顔まわりにネックレスやイヤリングを使い、コントラスト感を意識したコーディネートを組んでみましょう。“グレー+華やかな色”使いもすてきです。

まとめ

グレーは洋服の基準色の1つ。どんな色とも基本的には調和します。ただし購入する場合、1つ注意点があります。色の見え方は照明の色の影響を強く受けます。ショップはオレンジを感じる温かみのある照明が多いです。家に帰ったら、買った洋服の色が思っていたものと違って見えた経験はありませんか? その失敗を防ぐために、ショップスタッフに声をかけ、自然光が注ぐ窓の近くや、白い照明のもとで色みをチェックしてくださいね。ご自分の顔写りが美しく見えるような色を正しく選んで、今期流行のグレーを楽しんでみましょう。

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文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
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【ライター:山本よしみ PROFILE】
札幌で小4男子を育てるシンママ。高2の秋「ダサいから友達やめたい」と友人に言われ外見の大切さを痛感。離婚をきっかけに、専業主婦からパーソナルカラーリストへ転身。現在はaft色彩講師、カラーリスト認定講師、顔タイプや骨格アドバイザーとして活動中。「心理学+ファッション」を取り入れたメルマガが大好評。

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