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10年付き合った彼氏「三十路と結婚は無理…別れて!」⇒5年後に再会した元彼のトンデモ発言とは

  • 2023.12.24

当時、会社員をしながらWebデザイナーを目指して勉強していた私。そのころ、大学時代から10年付き合っている同じ年の彼氏がいました。若いうちはお互いに仕事を優先させて30歳になったら結婚しようという彼の考えに賛成し、夢のために頑張っていたのですが……。誕生日前のある日、彼から「大事な話がある」と呼び出されました。

効率主義の彼…

彼との待ち合わせ場所にドキドキして向かった私。「30歳になったら結婚しよう」と言っていたし、そろそろプロポーズかも、と期待していたのです。

しかし彼の話は、「課長に昇進する」という報告でした。それはそれでもちろんおめでたいこと。一緒にお祝いしたのですが……。その後、仕事が大変らしく彼と会えないまま、私の誕生日である日曜の直前になってしまいました。去年まではいろいろ計画を立てていた私たちですが、電話をしても「用件は? 急ぐからまた後で」と強制終了してしまうのです。

あまりのそっけなさに、浮気? と不安になった私は、彼と同じ部署に勤める共通の男友だちに尋ねてみることに。すると、「あいつ、必要ないのに日曜は休日出勤するらしい」と言うのです。さらに、「最近やたら上にやる気アピールをして、同期や部下には合理的に考えろ・効率的に動け・無駄なことはするなって文句ばかり。暴言もひどくなっている」のだとか。

学生のころから効率主義でしたが、課長になってからエスカレートしている様子。会社での彼のことを何も知らなかった私は、心配を募らせました。

そっけなくなった理由は…

そして誕生日前日。突然彼から連絡があり、急きょ会うことに。なんだかんだで祝ってくれるのかと期待したのですが、彼はしょっぱなから「これ、今日のタイムテーブル」と分刻みのスケジュール表を突き付けてきたのです。

おまけにレストランでは終始スマホをいじりっぱなし。緊急の仕事かと初めは遠慮したものの、一向にやめる気配もなく、デートを楽しもうという意識ゼロの彼。ついに私はブチ切れて、代金だけをテーブルに置いてお店を出てきてしまいました。

数時間後、彼から着信が。仲直りできるかと思いきや……。

「俺、嫁は20代がいい。婚活するから、別れよう。合理的に考えて、30代より20代のほうが妊娠する可能性も高いし、子育ての体力もある」と一方的にトンデモ発言。そのまま電話を切ってしまったのです。

私は、大学から10年付き合ってきた彼のあまりの言い草に驚がく。荒れに荒れ、共通の男友だちに愚痴を聞いてもらいながらも、しばらくはショックで人を信じられなくなるほどでした。

5年後に元カレと運命の再会!?

そうして5年が過ぎたある日……。私のもとに大学からメールが届きました。あの後Webデザイナーとして成功した私は、頼まれて学生たちにちょっとした講演をすることになったのです。

母校を訪れた私が、最悪な別れ方だったものの、元彼とここで過ごした日々を懐かしく思い出していたまさにそのとき。あのころよりだいぶ老け込んだ元彼が、突然目の前に現れたのです!

「俺には、お前しかいなかったってようやく気が付いた。婚活で会った子は皆、俺のことを理屈っぽいって煙たがったし……。会社では、暴言だパワハラだって言われて録音までされて……。友だちだと思っていたのに、俺は売られた。解雇されて、今じゃフリーターだよ!」と泣き出したのです。

今さら何を…

最後には、「やり直してくれ!」と号泣してきた元彼。私は、今こそ5年前の仕打ちに対して逆襲するチャンスだと思いました。

「今さら何? あんな言い草で私の10年を台なしにしておいて。やり直すわけないでしょ?」。そう言って、自分の左手の薬指にはめている結婚指輪を見せたのです。

「は……? 俺以外の男と結婚……? 約束が違う!」と理不尽に逆ギレする元彼。「相手は……?」と言ったところで、後ろからベビーカーを押した夫がやってきました。それは例の共通の男友だち。そう、元彼の部下に対する暴言を見かねて人事に相談した、会社の元同僚です。

「あなたにこっぴどくフラれた後、傷ついた私をなぐさめてくれて。後輩思いでやさしいこの人に惹かれたの」「実は2人が付き合っていたころから好きだった。それでも友人の彼女だから諦めようとしたんだ。振ってくれてありがとう!」

さらに数年後

こうして、運命の(?)再会からも数年が過ぎました。あのとき元彼は、「なんで俺がこんな目に……」と泣きじゃくっていたけれど、すべて自分でまいた種。婚活を続けた挙句、結婚詐欺に遭ったというウワサも聞きましたが、今はどこで何をしているのかまったくわかりません。

私たちはと言えば、夫は部長に昇進。相変わらずやさしく家事育児も手伝ってくれます。娘は幼稚園生になり、かわいい盛り。私もWebデザイナーとしての仕事がますます増え、家族と一緒に幸せな毎日を過ごせています。

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昇進で人が変わることがあるそうですが、元彼がまさにその例でしたね。一連の発言が、暴言だと気付いていないところも問題です。一時はどん底に突き落とされたものの、そのおかげですてきな男性と結婚し、憧れの仕事と子どもに恵まれて、元彼を見返すことができてよかったですね。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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