義両親「お歳暮のセンスないわねww」【実家を見下され】嫁がブチ切れ！ → スカッと仕返し！

義両親との間でモヤっとすることがあっても多少のことなら受け流せますが、自分の両親をバカにされたら、それは黙っていられませんよね。
今回は、両親をバカにされた筆者の友人から話を聞きました。

実家からの贈り物に文句を言う義両親

私の実家は車で数時間かかる田舎にあります。結婚式以降、両家が顔を合わせる機会はありませんでした。

その代わりというわけではないですが、毎年欠かさず義実家にお中元やお歳暮などを送ってくれています。
もちろん義両親もうちの実家に送ってくれていました。

ただ義両親は、贈り物に必ずひと言文句を言うのです。
「センスがない」
「時代遅れ」
「おいしくなさそう」

両親が送っているのは、お菓子やお酒、ハムなどの一般的なものです。
非常識なものを送っているとは思えませんし、義両親の送っているものと大差があるようにも思えません。

しかも文句を言うのは、必ず夫が不在で私1人のときでした。
正直、本当に失礼ですごく腹が立っていたので、こっそり仕返し方法を考えていました。

ただ1つだけ、義両親が褒めるものがありました。
それは地元名産のぶどうでした。
旬の時期になると、両親から私の家と義実家に送ってくれていたのです。

義両親はこれが大好物で「これだけはおいしい」と、なんとも失礼な褒め方をしていました。

もうすぐぶどうが旬になる時期を待って、私は「贈り物やめましょうか！」と言いました。

義両親は「え？なんで？」と不思議そうにたずねてきます。

「私の実家からの贈り物はご迷惑みたいですし。いつもおっしゃってましたよね？だから、やめましょう！」

自分たちが文句を言っている手前、やめたくないとは言えない義両親。
でもなんとかぶどうは死守したいようで、

「でもぶどうは？ぶどうはいつも褒めてるじゃない。それに贈り物っていうのは、お付き合いのひとつなのよ？それをやめるなんて……失礼よ。」
などと姑が言い出しました。

私は「今までぶどうのお返しっていただいたことありましたっけ？ないですよね？一方的に送るのがお付き合いですか？」
そう言うと、ようやく黙りました。

そう、ぶどうはお歳暮などとは別に両親が好意で送ってくれていたものでした。
そして今までぶどうに関して、お返しは一切なかったのです。
なのにお付き合いなんて、よく言えたものです。

それからも「ぶどうを送ってほしいアピール」がちょこちょこありますが全力でスルーするようにしています。

「もうすぐぶどうの時期だね」と言ってきても「そうですね！」だけで会話を終わらせます。

「久しぶりにぶどう食べたいな」と言われたら
「スーパーに売ってましたよ！」と言って黙っていただきます。

すごいなと思うのは、もう数年たつのに毎年言ってくること。
そしてそんなに食べたいのに決して謝らないのもすごいなと思います。

何か理由があったのかもしれませんが、それにしても贈り物に文句を言うなんて失礼ですよね。
もしかしたら親切を当たりまえと思ってしまったのかもしれません。
人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：橘るい