＜迷惑ママ友＞それほど仲良しでもない【私の実家にアポ無し訪問！？】そして──！？

幼稚園へ子供を送迎するときなど、ついついママ友さんたちと井戸端会議をしてしまうという方も多いのではないでしょうか。ポロっと話した何気ない発言が思わぬ事態を招くこともあるようです。今回は、友人から聞いた【ドン引きママ】のお話をご紹介します。

一人娘が幼稚園に入園

私は夫と一人娘との三人暮らし。娘は今年から幼稚園に入園し、毎日子供を乗せ自転車で送り迎えをしています。保育園に入れて職場復帰することも考えたんですが、自然と触れ合ったり食育や教育にも力を入れているこの幼稚園を見つけ、一目で気に入り決めました。ここに通わせているママさんたちも園の方針を気に入って選んだ方が多く、いわゆる意識高い系のママも中にはいました。

井戸端会議で帰省の話に

いつものように顔見知りのママ友さんたちと立ち話をしていて、冬休みの過ごし方の話になりました。私は実家が雪国なので、毎年年末には帰省して雪遊びをすると話すと、ママ友たちに「いいなぁ」「実家が近いから、帰れる田舎があってうらやましい」「毎年義実家でつらい」と羨ましがられました。たしかに、旅行気分も味わえるので夫も子供も毎年喜んで帰省してくれます。私も羨ましがられたのが嬉しくてついつい雪国のエピソードを披露していました。

挨拶程度のママ友なのに

年末になり、いつも通り家族で帰省しホッと一息付いていた時、幼稚園のママ友A子さんから電話がかかってきました。あまり関わった事のない人なので、どうしたんだろうと思い電話に出ると、
「遊びに来ちゃった～♡ かまくら見せてほしいから住所教えて！」
と一方的に話すA子さん。
「ええええ？ ど、どういうことですか？？」
と慌てる私に、子供の教育のために雪国を経験させたいから協力して！ あなたの子どもだけ経験値が上がるなんてずるい！ と捲し立てるA子さん。

意識高い系ママには要注意

結局、話を聞きつけた両親が「せっかく遠方から来てくれたんだからいいじゃないか」と言い、A子さん一家が実家を訪問、父自作のかまくらや雪遊びを堪能して帰って行きました。そういえば、幼稚園のママの中でも意識高い系のママさんだったなと思いましたが、それほど仲良しでもないママ友の実家にアポなしでやってくる神経がわからない……と、その行動力に恐怖を覚えました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Kato Rira