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「神様は残酷だ」なぜうちの子が…消えない悲しみはどうすればいい?

  • 2023.12.23

婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子さんのマンガを紹介します。ぷよ子さんは2022年5月に妊娠が判明。しかし9週目で稽留流産(けいりゅうりゅうざん)となり、摘出手術が必要と言われます。別の病院で再検診を受けるも結果は同じ。夫婦で泣きながらエコー写真をアルバムに貼って冥福を祈りました。数日後、摘出手術を受けたぷよ子さんは、出口に向かう途中で赤ちゃんを見て大号泣。すると自分も流産経験があるという看護師さんが寄り添ってくれました。「お母さんが泣いたら天国のあの子たちが心配するから、笑顔で思い出してあげて」と。夫も、泣きじゃくるぷよ子さんに「よく頑張った、大丈夫」と声をかけてくれ……。

手術後、無理に乗り越えようとしても全然立ち直れなかったぷよ子さん。ひとりでは耐え切れず、記事のコメント欄に「助けてほしいです」と書き込むと……。多くの読者から温かい言葉が届いたのです。おかげでぷよ子さんはようやく悲しみと向き合い、救われることができました。一方、つらくても会社を休めない夫。やっと彼のことを気づかえるようになったぷよ子さんが「大丈夫?」と聞くと、「やっぱり悲しくて泣いた」と心情を打ち明けてくれました。

夫だって悲しいはず…

夫もやはり、悲しみのどん底にいました。私の心身を第一に考えて、ひとりで我慢していたようです。私たちは2人でその悲しみを共有し、涙を流し、慰めるように抱きしめ合いました。

手術後、安静にしていなければいけない私のために、夫がロウソク・線香・お花・お供え物を用意し、ささやかな供養場所を作ってくれました。そこに母子手帳とエコー写真アルバムも並べて、小豆(わが子)のことを語り合いました。

心音を聞いたのに……。やっぱり納得がいきません。なぜうちの子が? 私は泣きながら、「神様に会ったらぶん殴ってやる!」と理不尽な状況への怒りをぶちまけたのです。

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同じように深い悲しみを抱いていたZ夫さん。夫婦でわかち合うのはとても大事なことだと思います。供養場所も心のよりどころになったのですね。行き場のない怒りを神様にぶつけたくなる気持ちもよくわかります。何かが変わるわけではないけれど……。どれも立ち直るためにぷよ子さんたちが必要としていた無意識のステップなのかもしれませんね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター ぷよ子

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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