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人気エディター・川口ゆかりの「ふたり暮らしのおしゃれレシピ」第74回「新年に買い揃えたい豆皿」

  • 2023.12.23

昔から普段使うものを年の始まりに新調するといい一年になると言われていますよね。これからやってくるお正月という節目に、新しくうつわを購入してみるのはいかがですか? おすすめは、お値段も比較的安く、収納場所が確保しやすい豆皿。その小ささゆえ、異なる種類のうつわとも組み合わせやすく、普段なら使わないようなカラーやデザインに挑戦できるのが大きな魅力。そう、豆皿はうつわ初心者さんに最適なのです。

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愛用しているのは骨董の豆皿。ピカピカの新品よりも、質感や色みに味があるほうが私が作る料理に合う気がしていて、少しずつ買い揃えています。購入する場所はその時々によってさまざま。国内外を旅したときや陶器市で、ビビビッ! と、ひと目ぼれの直感を信じて購入することが多いですね。骨董はお値段もそれなりにしますが、好きなものにブレがなくなったので、飽きることなく使い続けることができています。

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小さな豆皿は重ねて、祖母から譲り受けた飾り棚へ。洋室にあえてシノワズリな家具やうつわをミックスさせるのが昔から好きなんです。やっぱり、好きなものに囲まれた暮らしって、気分がいい。

休日に楽しみたい、旅館風朝ごはん

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ひと目ぼれした豆皿をあれこれたくさん使いたい…。そういう場合はトレーにまとめてしまいましょう。六角形のトレーに小さな豆皿を並べて、なめこおろしやお漬物、残り物の煮浸しを少しずつ盛りつけてみると、あら不思議。一気に華やかに彩りあふれる食卓に早変わりします。

豆皿とともに過ごすティータイム

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和のイメージが強い骨董の豆皿ですが、実は洋菓子とも相性がよく、クッキーを引き立ててくれます。片付けるのは大変だけれど、時間がある休日くらいは自分のためにきちんと設える。そうすると自宅でのティータイムが非日常でちょっぴり優雅な時間に。

日常からハレの日まで、汎用性が高いのも豆皿のいいところ

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朝食やティータイムだけでなく、お正月のテーブル・コーディネートにもよく合います。醤油入れにした豆皿(奥に置いてあるもの)は、金沢にある骨董屋さんで購入したもの。好みや出会いが全てなのでなんともいえませんが、初心者さんには染付や白地の多い色絵が使いやすいかなと。

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大きさも形も色もバラバラの豆皿を使うときは、重箱のなかにまとめるのもひとつのアイデアです。ギュッと詰まった感じが何とも言えない可愛さでしょう?

毎日一緒に過ごすものは、見るたびにわくわくするものを選びたい。新年を迎える前に小さな豆皿を加えて、2024年の運気を大きく引き寄せてみませんか。

※この記事は2023年12月23日時点のものです。

写真・構成/川口ゆかり

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