1. トップ
  2. 恋愛
  3. 夫の言葉でハッとした…0歳娘の容姿に勝手にコンプレックスを抱く母の葛藤

夫の言葉でハッとした…0歳娘の容姿に勝手にコンプレックスを抱く母の葛藤

  • 2023.12.22

このお話は、著書・神谷もちさんの友人・ゆうみさんのエピソードを元にしています。26歳のとき、年収3,000万円の社長と結婚。その後、妊娠・出産をし幸せな家庭を手に入れたと思っていました。ところが、わが子の容姿が良くないと感じ、悲観的になってしまった主人公。つい、夫の前でわが子が「いちばんブス」「整形させる」と言ってしまい…。『私の娘は可愛くない』をダイジェスト版でごらんください。

つい、ぶちまけてしまって後悔

娘が生まれてから、娘の容姿にコンプレックスを感じていた主人公。つい、他の子と比べて落ち込んでしまったり、今度こそ考えないようにしようと思ったり、気持ちの浮き沈みが激しい日々を送っていました。

そんなある日、ついに夫の前でわが子が「いちばんブス」と言ってしまいます。そして、将来苦労しないために「整形させる」と言い放ちました。家を追い出された主人公。外で頭を冷やし、再び夫と向き合います。

世の中は複雑

人の見た目だけで、幸せか不幸かが決まるワケではありませんね。さらに、夫の「娘を守る」という言葉にハッとした主人公。今までのことを深く反省します。

夫の言葉でつき物がおちた

いつの間にか、自分のコンプレックスを娘に重ねてしまっていた主人公。夫と話し合いをするうちに、目が覚めました。そしてその後、主人公はつき物がおちたように、娘の見た目にこだわらなくなります。

本作では、生まれたばかりの娘の容姿にコンプレックスを感じ、将来を悲観する母親の姿が描かれています。そこで、全身をハイブランドでコーディネートしたり、教育にお金をつぎこんだりと、見た目以外の部分で画策します。

それでも、見た目へのこだわりを捨てきれなかった主人公。実は、主人公は幼少期は家が貧乏で学がなかったことに不満を抱いていました。18歳で上京しキャバ嬢として働く中で、見た目には気を使って生きてきました。だからこそ、人一倍、容姿に対しての執着心があったようです。

子どもの人生は子どものものです。親が代わってあげることも、コントロールすることもできません。親になっても付きまとうコンプレックスとの向き合い方や、克服について、考えさせられる作品です。

著者:ももこ

元記事で読む
の記事をもっとみる