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姑「年賀状の宛名書き、よろしくぅ♡」【タダ働きさせられた嫁】の"スカッと反撃法"とは──!?

  • 2023.12.22

年賀状の作成は正月までにやっておきたい作業ですが、時間や手間がかかって大変ですよね。今回ご紹介するのは、知人から聞いた年賀状作成にまつわるエピソード。姑から面倒なあて名書きを頼まれた嫁は、知恵を働かせて反撃しました。 その思い切った反撃法とは……?

画像: 姑「年賀状の宛名書き、よろしくぅ♡」【タダ働きさせられた嫁】の

姑に年賀状作りを押し付けられた!

12月に入り、何かと慌ただしい時期。A子は毎年この時期、姑のB美からある頼まれごとをされていました。
それは、年賀状の宛名書き。
B美は「裏面は自分で作成するから、宛名書きをA子にやってほしい」と言うのです。

実はA子は子どもの頃から書道教室に通っていて、美文字が特技。のし袋の代筆を頼まれることも少なくありませんでした。
のし袋1枚程度の代筆なら引き受けたA子ですが、B美が渡した年賀状の枚数はなんと70枚!
気軽に承諾できる作業量ではありません。

断ったのに諦めてくれない姑

1年の中でも12月は、仕事でもプライベートでも多忙な時期です。70枚の宛名書きは時間がかかるし、負担も大きいもの。
A子は多忙を理由に断りましたが、B美は「字がうまい人はちゃちゃっとできるでしょ? ただの宛名書きじゃない」と聞いてくれません。
しかも「嫁ならこれくらい当然」と、謝礼の支払いはなし。A子は毎年ただ働きをさせられていました。

A子の苦労をよそに、B美は「手書きは温もりがあっていいわよね~」とのん気な態度。
感謝の言葉があればまだA子も報われましたが、B美は「あなたの数少ない特技が活かせるチャンスね」とバカにするようなセリフを言ってきたのです。
この言葉に静かにキレたA子。イライラが募り、思い切った方法で反撃に出ました。

年賀状に添えたある一言

A子は宛名書きが済んだら、そのままポストに投函するように指示されていました。
つまり、A子の仕事ぶりをB美はチェックしていなかったのです。
それをいいことに、A子は年賀状に「私も高齢になり文字を書くのが大変難しくなってまいりました」と、年賀状じまいを匂わせる文言を勝手に添えて投函。
その後、素知らぬふりで「年賀状、出しておきましたよ♡」とB美に伝えたのでした。

怒る姑「勝手なことをするな!」

松の内が明けた頃、B美に多くの人から連絡が来ました。年賀状を受け取った人が、B美の体調を心配する連絡でした。
そこでA子の仕業が発覚。B美は「勝手なことをするな!」と叱りつけました。

しかしA子は「本当のことですよね?」と軽くあしらい、「自分で書けないなら辞めるべき。今後は代筆はしません」と宣言したのです。

B美は「あなたは習字が得意だから頼んだんじゃない!」と食い下がりましたが、「得意だからといって負担がないわけではありません。お義母さんは料理が得意ですが、70人分の料理作りを負担なくこなせますか? しかも無報酬で」と強い口調で言い放ちました。
この言葉に「できます」とは言えず、無言になったB美。
かなり思い切った方法ですが、A子はその後、宛名書きの作業から解放されたのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子

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