箕面市と北大阪急行電鉄は、2024年3月23日(土)の「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の開業に向けて最終調整を行っています。2023年12月19日に「箕面船場阪大前駅」(地下駅)の建築設備工事が完了し、報道陣に向けた内覧会が開催されました。
繊維のまち・新しいまちをイメージ
公開されたのは、「箕面船場阪大前駅」の地下1階(改札)構内・構外コンコース、地下3階のホーム階。同駅は、“「繊維のまち」と「新しいまち」その玄関口となる駅”をコンセプトに、地下1階では、「新しいまち」をイメージしたメタル天井や円形照明を、ホーム階では折り重なった繊維をモチーフとした膜天井と壁を配置。「船場のまち」が表現されています。
▲メタル天井や円形照明が印象的な改札階。
▲壁面は重なった繊維がモチーフ(ホーム階)。
「箕面船場阪大前駅は、改札すぐにエレベーターや授乳室、トイレがあり、すべての人が使いやすいコンパクトな駅になっています」と、北大阪急行電鉄の担当者。「鉄道がなかった箕面市の中部に新駅が誕生し、活性化されることを期待しています」と箕面市。
リニューアルする駅名看板・案内サインも一部公開。新しいデザインは、北大阪急行電鉄の車両8000形・9000形で使用している色調がベースで、大阪メトロ御堂筋線のラインカラー(赤色)が取り入れられています。
今後、歩行者デッキやエントランスなどもオープンを控え、都心部からのアクセスも向上し、人の流れが大きく変わりそうな予感。新しく変わる箕面から引き続き目が離せません。
メインとなる出入り口や駅前広場の工事も進んでいました