「あっははは！」キス中に彼を突き飛ばした私⇒笑いが止まらなくなってしまったワケとは！？

当時、私はヒゲを生やした男性と交際していました。それまで、ヒゲを生やした男性が身近にいなかったこともあり、私は興味津々。そんな彼と過ごしていたとき、あるハプニングが起こり……。

ヒゲを生やした彼と交際していた私。ある日、彼とキスをしました。初めてのキスにドキドキしていると……彼のヒゲが私の鼻に侵入！

彼が動くと、ヒゲで鼻のなかをまさぐられることになり、くすぐったくて居ても立っても居られません。くすぐったさが限界になったそのとき、私はつい彼を突き飛ばしてしまいました。

「えっ」彼が呆然としながら私を見ています。キスをした彼女から突然突き飛ばされたら、驚くのも無理はありません。

しょんぼりした彼を見て、私は慌てて「ごめんね！」と謝りました。でも、つい先ほどのことが思い出され笑いが止まりません。彼は意味がわからず混乱しています。

少し落ち着くと、私は彼に「ごめんね。キスが嫌だったわけじゃないの。あなたのヒゲが鼻に入ってきてくすぐったくて……」と事情を説明しました。

彼もホッとしたのか「それは、くすぐったいだろうねえ」と笑っていました。ヒゲのある彼との初キスはロマンティックというよりもお笑いになってしまいましたが、いい思い出です。

著者／黒井猫
イラスト／マメ美

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ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室