私「宝くじが当たったぁぁ！」直後【仲良し同僚が豹変！】→ とんでもないトラブルに巻き込まれ！？

「お金は人を変える」と言われますが、本当だと思いますか？ 知人は宝くじが当たったことから、お金の怖さを知ってしまいました。今回は知人から聞いたちょっぴり怖いエピソードをご紹介します。

遊び半分で宝くじを購入！

年末が近づいてきた頃。会社員のA子は、年末ジャンボ宝くじの販売のニュースを職場の同僚たちと見ていました。
A子たち同僚5人組は、食事に行ったり買い物に行ったりと、関係は良好。
「当たるはずないよね」「当たったらどうする？」「私は仕事を辞める！」などと、冗談を言い合いながらニュースを見ていたそうです。

その中の1人が「あの売店は当たるらしいよ」と言い出したことから、「じゃあ、みんなで買ってみる？」と、軽い気持ちで購入する流れに。
A子は同僚たち5人でよく当たると噂されている売店に並び、年末ジャンボ宝くじを購入することになったのです。

宝くじに当選した！？

年末に当選発表がされ、番号確認をしたA子は目を疑いました。
なんとA子が購入した宝くじが高額当選をしていたのです。
どうせ当たらないだろうと思っていたA子は驚いて、同僚たちに「当たったよ！」とすぐに報告しました。
でも、この当選報告からA子はトラブルに巻き込まれることになったのです。

「1人だけずるい！」

5人一緒に宝くじを購入しましたが、高額当選をしたのはA子だけ。
すると、同僚のB美が「1人だけずるい！ 一緒に買ったのだからみんなで分けるべき！」と騒ぎ出したのです。

宝くじはみんなで並んで購入しましたが、お金はそれぞれが出しています。
「ずるいと言われても……」と戸惑うA子。
彼女はてっきり「よかったね！」「すごいね！」と喜んでもらえると思っていたのです。
ところが同僚たちは、買ったA子のものだと言う人と、B美に同意する人とで意見が真っ二つに。
「A子にたかるなんて図々しい！」「でも独り占めするなんてずるくない？」と対立し、険悪なムードになってしまいました。

お金ってコワい！

仲が良かった同僚たちの対立に傷ついたA子。
収拾をつけるため、A子は同僚たちに食事をごちそうすることに決めました。
普段よりも高級なお店を予約して食事会をしましたが、A子はおいしいと感じることができなかったそうです。

「高額当選」といっても、A子の当選金額は100万円。億単位ならわかりますが、目の色を変えるような大金ではありません。
「この金額でも人って変わるんだ」と、すっかり怯えてしまったA子。同僚たちの仲もぎくしゃくするようになり、お金の怖さを思い知らされることになりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：江田 愉子