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【徹底考察】意外と知らない!焚き火の着火剤として使える便利すぎるものとは?【人気記事】

  • 2023.12.21

今回は11月に公開した記事の中で、アクセス数の多かった上位3記事〈テクニック編〉をお届け!皆さんが気になったのはどんな記事だったのでしょうか?

第3位

上級ソロキャンパーはどんなギアを使ってる?使いこなし方がさすがすぎた…!

ソロキャンプを楽しむアウトドアの達人たちはどんなギアを使っているのか、とても気になるところ。
そこで今回は人気インスタグラマーのマイさん(@mycampstyleさん)に愛用のギアを見せてもらった!

マイさん(@mycampstyleさん)
フォロワー数5万8000人のインスタグラマーで、ギアから料理まで幅広く紹介して人気を集める。
次は冬でのハンモックスタイルを攻略したいとのこと。

ソロキャンプデビュテントが、サイトに華を添える。
「ワイルドな過ごし方が多いので、女性らしさを出すために、色でかわいくコーディネイトしています」

ソロキャンプの装備

①スノーピーク「焚火台M」、②ユニフレーム「焚き火テーブル」、③キャプテンスタッグ「CSクラシック 木製2段MOVEラック」、④ノーブランドのレジャーシート、⑤キャプテンスタッグ「EVAフォームマット (ダブル)」、(キャリーケースの中は省略)、⑥キャプテンスタッグ「インフレーティングマット(ダブル)」、⑦DOD「ワイドキャンピングベッド」

お気に入りのギア

ヘリノックス ホーム・デコ&ビーチ「チェアツーホーム」

背もたれを長く設計し、頭を預けられてリラックスできるのが売り。
「これに座って焚き火をしたら、すぐに眠りについちゃいます(笑)」

スノーピーク「ホーム&キャンプバーナー」

発売してから爆発的な人気を誇る折りたたみ式コンロ。
「収納力とデザインを見て、すぐに買うことを決めました。
これからどんどん使いたいです」

スノーピーク「焚火台M」

暑い日でも、マイさんは焚き火を欠かさない。
「道具はスーツケースに詰め込んで、セットにして持っていきます」

小物はキャリーに入れて楽々持ち運び!

マイさんといえば、水色の海外用スーツケースにギアを詰め込んだキャリースタイルが定番。
「仕切りごとに入れるギアを決めているので、すぐに取り出すことができます。
忘れ物が減ったこともメリットです」

100均で買った収納袋で小物を小分け。
「サイズ、色がさまざまなので、かわいいと思ったものがあれば積極的に使います」

PHOTO/稲澤朝博
TEXT/小川迪裕
出典/ガルヴィ2019年10月号

第2位

達人キャンパーが集まったら何をするの?キャンプじゃない過ごし方が意外すぎた…!

ソロキャンプをこよなく愛する達人キャンパーたちの集まり、それがシングルキャンプ隊。
そのメンバー4人がそろって熊本県・天草にやってきた。
今回はシングルキャンプ隊が見つけた天草のおすすめスポット!

※2019年の記事に基づいています。現在の状況が当時と異なっている場合があります。

天草の歴史的スポット

【﨑津集落と﨑津教会】世界遺産の景観とカトリック教会

世界遺産「天草の﨑津集落(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産)」は美しい港町。
ゴシック様式の教会、﨑津教会は一見の価値あり。
※﨑津集落や﨑津教会の見学マナーは必ず守ろう。

240年もの間「潜伏キリシタン」として信仰が守られてきた﨑津集落に建つ崎津教会。

海の天主堂とも呼ばれています。

海の道標のマリア像。

熊本県天草市河浦町﨑津1117-10
sakituguidance.amakusa-web.jp

【富岡城と白岩崎】美しく整備された城址と白亜の海辺と紺碧の海

1601年に天草の領主となった肥前唐津藩の寺沢志摩守広高によって1602年頃から築かれた富岡城。
眺めが最高、登る価値あり。

本丸からの眺めが素晴らしい。

白岩崎は海辺に白い巨岩が鎮座する純白海岸。キャンプ場もあるよ。

〈富岡城〉熊本県天草郡苓北町富岡字本丸2245-15
www.t-island.jp
〈白岩崎〉熊本県天草郡苓北町富岡
kumamoto.guide

天草の買い物スポット

【藍のあまくさ村】天草の特産物や土産物がたくさん!

天草に行くなら必見の道の駅。
ここでは天草の特産物やお土産のほか、熊本名物、揚げたて辛子蓮根も買えますよ。

大きな「ちくわ」が目印。

巨大な天草四郎がお出迎え〜

熊本県上天草市大矢野町登立910
www.amakusamura.jp

【有明 リップルランド】有明海を望む高台に建つ道の駅

タコが有名な有明町にある道の駅。レストランをはじめ、お土産も買えます。
ここで買うべきはタコステーキと干しダコ。キャンプ食材に最適よ~。

店内を見るだけでもおもしろい!

干しダコも買えます!※上の写真は非売品

熊本県天草市有明町上津浦1955
www.rippleland.com

【リゾラテラス天草】大人気のオシャレスポット!

ハーフパンツのおとっつぁん4人には若干場違い(?)なほど超オシャレなスポット。
お土産はもちろん、おいしいパンも名物。ぜひお立ち寄りをー!

観光客は100%立ち寄る人気スポット。

塩パンがココの名物!

熊本県上天草市松島町合津字北6215-16
www.lisolaterrace.com

Text/Noriy.K
Photo/Kenji Mukano
Thanks/熊本県
出典/ガルヴィ2019年10月号

第1位

【徹底考察】意外と知らない!焚き火の着火剤として使える便利すぎるものとは?

ひと昔前とは違い、今のキャンプは夏だろうと冬だろうと焚き火がマスト。
そこで今一度、焚き火の仕方をおさらいしておこう。
今回は、着火剤の替わりになる火口(ほくち)について考察する。

必要な熱を生み出す必需品「火口」

着火剤があると格段にスピーディーで手間なく焚き火ができるが、買い忘れることもあるだろう。
そういうときのために着火剤に頼らない方法を知っておきたい。

キャンプ場や手持ちの道具を見渡せば、着火剤がわりとなるもの(=火口)は思いのほか簡単に見つかるものだ。
火口向きなのは柔らかくて空気をたっぷり含み、できれば油脂もたっぷり含んでいるものが望ましい。

現地で探せる素材のほかに、麻ひもなど道具のなかで火口として使えるものを見つけておこう。

どんな火口が使える? 比べてみよう!

キャンプ場で手に入れやすい6つの火口を燃やして、どんなふうに燃えるのか比べてみた。
写真の素材のほかにも、ススキの穂、茎が空洞になっている枯れた草の茎、牛乳パック、ガムテープなどがよく燃えるので試してみて。

お守り火口を用意する

いくら優秀な天然火口でも、雨上がりなどでは状態のいいものが必ず見つかる保証はない。
クラフトやタープアレンジに使える麻ひも、鍋を洗うのに使うスチールウール、牛乳パックなどお守り代わりの火口も用意しておこう。

焚き火に必要な温度は260℃。冬は蓄熱の工夫が必要。

焚き火が熾きになるまでを改めて確認しておきたい。
温度ごとの状態がわかれば、焚き火をする際の参考になるはずだ。

〈100℃〜〉 薪から可燃性ガスが放出される

火に当てると薪の表面から水分が蒸発していく。
薪の水分が抜けて乾燥したら、200℃近くからヘミセルロース、セルロースなどが分解。
このとき、可燃性ガスが放出されはじめる。
焚き火の最初に出てくる煙はこれらの水分や可燃ガスだ。

焚き火はじめにむやみにいじると温度が下がるので、薪同士が広がりすぎないよう調整するにとどめ、風を送るのもやめたほうがいい。

〈260〜300℃〉 薪が燃えはじめる!

260℃を超えると薪から放出された可燃性ガスに火がつく(青い炎)。
この状態をキープすることで薪の炭化が進み、炭素の酸化反応で発熱(赤い炎)。
さらに温度が高まり燃焼を続けていく。

〈500〜600℃〉 薪が炎を上げる

煙もなく、炎を上げてよく燃える状態は500℃くらいから。
ここまでくると安定して焚き火を続けられるので、焚き火の次の段階、より太い薪を追加しても大丈夫だ。

〈700℃〜〉 炎が落ち着き、熾き火となる

炎が出ずに、赤くテラテラと燃える熾きの状態。
少しくらい雨に当たっても消えることはなく、料理にも暖をとるにもいい感じ。
ただ、炭よりも燃え尽きる時間は早い。

PHOTO/逢坂聡
TEXT/大森弘恵
出典/ガルヴィ2020年12月号

知らないと危険!?焚き火中にやってはいけないこととは?

アウトドアブームの影で問題になっている焚き火のマナー。
火の扱いはひとつまちがえると大きな事故につながる。
今回は焚き火の最中に気をつけたいことをしっかりとおさらいしておこう。

そばを離れず目を離さない

焚き火をするときは、絶対にそばを離れず、焚き火から目を離さないこと。
薪がはぜて何かに引火したり、ほかの家族の子どもがサイトに入り込んで焚き火台につまずいたりするなど、予想できないことが起こる場合もある。
そんなとき火の番がいれば、大事にならずにすむ。

また子どもがいる場合は、子どもひとりに火の番をさせないこと。
必ず大人も一緒にいるようにする。

煙や火の粉で迷惑をかけない

焚き火の煙や火の粉がどこに向かうのか、常に風下に注意すること。
焚き火から煙を出にくくするには、まず湿った薪や生木を燃やさないこと。

そして十分に酸素が取り込めるよう、薪と薪の間に隙間をつくり、新鮮な空気が入ってくるようにすることだ。火をおこして大量の煙が出るようなら、薪が湿っている可能性も。薪を替えるか、乾かすか、焚き火を中止することも考えたい。

火を大きくしすぎない

焚き火は、家族や仲間と静かに会話を楽しめる大きさが一番癒やされる。
あまり大きくすると、癒やしどころか恐怖の対象になってしまう。

焚き火は、火力をコントロールできなくなるほど大きくしないのが基本だ。
目安として薪を動かす程度で、火力を変えられない火を“大きな火”と考えておこう。
つまり薪を動かして火が弱まれば、火力調整ができているといえる。

新聞紙などは燃やさない

火をおこすときや火力を上げたいときに、新聞紙や落ち葉を使う人がいるが、これはNG。
紙や枯れ葉は燃えると灰を巻き上げてしまうので、周囲のキャンパーに迷惑をかけることになりかねない。

火をおこす際の火種には着火剤、消えそうな焚き火の火力を上げたいときは細く割った薪や乾燥した小枝を入れるようにする。
もちろんゴミを燃やすのは論外の行為だ。
ジェル式着火剤の追加も危険なのでやめよう。

TEXT/牛島義之
ILLUST/岡本倫幸
出典/ガルヴィ2021年12月号

以上が11月の人気記事トップ3〈テクニック編〉でした!
1位の記事で紹介した焚き火テクは意外と知られていないものもあり、多くの人が興味を持ったようです。
今後もビギナーからベテランまで、幅広い層に向けた記事をたくさん発信していきます。お楽しみに!

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