保育園をのぞく不審者！1歳児のお昼寝タイムに現れた「父親」と名乗る人物

著書・たぷりく(@taprikoo)さんが保育士1年目だったころ…1歳児クラスのお昼寝タイムに保育室をのぞき込むあやしい男性があらわれます…。『保育園でみてきたあれこれ(トラブル編)』をダイジェスト版でごらんください。

不審者の出現に固まる…

いつも通り子どもの寝かしつけをしていたところ、窓のほうから視線を感じました。すると、保育室をのぞきこむ男性の姿が…。

あまりにも突然のできごとに、その場にいた保育士は全員固まってしまいました。男が去ったのを確認してからカギを閉め、急いで主任へ連絡をします。

不審者の正体とは？

突然あらわれた男性はこの保育園に通う子どもの父親でした。しかし、離婚していることを把握していた保育園は子どもとの面会を拒否。しばらく食い下がっていた男性でしたが、主任の説得に渋々応じて帰ってくれました。

子どもや保育士が無事で何よりでした。ですが、今回のようなケースは保育園ではめずらしくないようです…。

子どもの安全を守るために

保育士の仕事は子どもの保育と家庭支援だけではないのですね。さまざまな事情を抱えた家庭があることは想像に難くありません。ですが、「子どもの安全を守る」ために、時には困った保護者へ適切な対応をしなければいけないことも…。園側もセキュリティーの強化や普段からの訓練が必要なのですね。改めて、子どもの命を守る大変なお仕事だと感じました。

幼い子どもを守るためには、大人の力が必要不可欠です。保護者も困りごとや対策が必要なときは、事前に園に相談をしておくことが大切ですね。

著者：ももこ