色あせた古着の赤でこなれ感バツグン。大人に似合う黒×赤の旬の着こなしとは？

さらりとオトナな感じも好きだし、メンズライクも古着も好き。それらをバランスよく融合させたスタイリスト・樋口かほりさんのスタイルは、親しみやすいラフさを備えつつも感度の高さを感じさせます。そんな彼女が「少しあきてきた秋冬の着こなしに“冒険や遊び心”を加えたいときの心強い味方」と話す、黒の頼もしさとは。

▶︎ Black × Red 褪せた赤とロングコートで 今ドキバランスを攻略

コート¥187,000（オーラリー）、スエット¥2,420（原宿シカゴ／原宿シカゴ 神宮前店）、レギンスパンツ※参考商品（イロット／ザ・ウォール ショールーム）、リング［右手人さし指］¥500,600、［中指］¥286,000、［左手］¥48,400（全てトムウッド／トムウッド 青山店）、バッグ¥20,900（ブリー レオン／ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム）、バッグに巻いたストール¥50,600（ボーディ／アルファ PR）、パンプス※別注¥34,100（ピッピシック／RHC ロンハーマン）

「やるなら今！ なオーバーサイズのトップス×ハーフ丈レギンスの旬バランスも、古着のスエットを選べば、赤のフェイドした色合いこその着やすさも含め、こなれ感倍増。大人はここにオーセンティックなロング丈のテーラードコートを」（樋口さん）

スタイリスト・樋口かほり
自身の私服同様、スタイリングも一見カジュアル。それでいて、媚びや気取りを感じさせずに女らしさと旬をブレンドする、自然体な着こなしテクニックが持ち味。

次回は樋口さん流ブラック×グリーンの最旬冬コーデをご紹介します。お楽しみに！

photograph:SHOHEI KANAYA / styling:KAORI HIGUCHI[KIND] / hair & make-up:MAIKO INOMATA[TRON] / model:SHIORI SATO / text:NAO MANITA[LIKECOME]

otona MUSE 2024年1月号より