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「あと半年で小学校なのに」保育園での息子の姿に動揺→先生から予想外の言葉が!?<発達凸凹な息子>

  • 2023.12.20

星河ばよさんの長男・タロくんが3歳だったころのこと。ばよさんは保育園の先生から「療育相談センターに行ってみますか?」と告げられます。保育園でのタロくんは、ほかの園児と同じ行動ができず、自分の興味のあることしかやらない、すぐに自分の世界に浸ってしまい、集中力が続かないというのです。それは暗に、タロくんが発達障害であることを示すような内容でした。ばよさんは戸惑いながらも療育センターを訪れ、タロくんは発達検査を受けることになります。すると、結果は「発達障害の特性をお持ちです」。保育園には加配の先生が配置されることになり、その後、年長さんになったタロくんは、小学校入学を見据えた療育教室に通い始めます。卒園を数カ月後に控えた夏には教育委員会との就学に関する面談が行われますが、通常学級への望みを抱くばよさんとは裏腹に、特別支援学級の見学を提案されます。そして、ばよさん親子と同様に支援学級を見学したママ友に話を聞くと、「うちは通常学級にするよ!」との返事。通常学級か、それとも特別支援学級かに迷うばよさんは焦りを感じますが、その年の秋に行われた運動会でのタロくんを見て、息子の成長を実感できたのです。

小学校入学を数カ月後に控えた、保育園最後の運動会。一生懸命に頑張るタロくんの姿に、ばよさんは息子の成長を実感。

それだけに「通常学級で大丈夫なのでは?」と期待を抱きます。

普段の息子を知りに、保育園へ見学に行くと…

「タロくんが頑張れるのは、お母さんという心のよりどころがあるからではないでしょうか?」

保育園の先生の言葉から、タロくんの発達障害を受け入れるきっかけをつかんだばよさん。もちろん、悩みや迷いが消えたわけではないはずです。しかし、以前よりも前向きな気持ちで、就学相談会の日を迎えたのでした。

保育園の先生の素敵な言葉かけに、心が洗われるようですね。

時には保育園の先生とのコミュニケーションに戸惑い、不安になる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。それでも保育園や幼稚園という場所において、何よりも大切なのは子どもの存在。「子どもの様子を知りたい!」と思うなら、ばよさんのように率直に、見学を申し出るのも1つの方法なのかもしれません。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。


著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ

ベビーカレンダー編集部

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