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<因果応報>イルミネーションの中で【フォトウェディング】♡ → 費用を散々ケチった結果!?

  • 2023.12.19

筆者の友人A美から聞いた、クリスマス前のイルミネーションをバックにフォトウェディングをした時の、あまりにもケチすぎる話。フォトウェディングを考えておられる方は、どうかご注意を!

画像: <因果応報>イルミネーションの中で【フォトウェディング】♡ → 費用を散々ケチった結果!?

そうだ! イルミネーションの中で撮ろう!

結婚が決まって、マリッジハイに突入したA美。
真冬のイルミネーション会場でのフォトウェディングを、突如思い立ちました。
予算的にお金はありません。しかも、A美に貯金らしい貯金もなかったのです。

とりあえず、某通販で格安ウェディングドレスをゲットしました。ブーケ、ベール、髪飾り、
小物もネットで安く購入。
ヘアメイクとカメラマンはどうしよう……? 相場を見ますが、かなりお高いものです。
そこで話したこともなかった元同級生(プロ)に「お知り合い価格」で依頼したのです。
当然、値下げ交渉には元同級生は困惑。「ってか、こいつ誰だ?」状態だったそうです。

当日は、家からウェディングドレスで!

そしていざ、当日。
なんとA美は夫とふたりで、ウェディングドレスの着付けを家でやって、美容室に来ました。どうやら、編み上げドレスの着付けの仕方を何度も夫と練習し着てきたそう。
美容室で注目を浴び、満足げな顔を浮かべながら、ヘアメイクをしてもらいました。
元同級生は値下げはしなかったものの、お祝いの品をやむなく用意して、プレゼント。

そして、ドレスにコート1枚だけ羽織り、電車に乗ってイルミネーション会場に乗り込んだのです。
頭にはティアラ、靴は一流ブランドのパンプスで、まるで防寒着姿のシンデレラ状態。

会場はものすごい人出の中、安く雇われた元同級生カメラマンを3時間連れまわしました。
好きなポーズを印刷してきたものを見せながら、次々とリクエスト。本人たちは思う存分写真を撮ってもらったのです。

元同級生カメラマンは、写真を撮るときはできるだけ「自然な写真」を撮りたいタイプ。
細かく指示を受けるのは、好みではありませでした。
しかも、アシスタントなしの、通常よりも格安価格。
「もう二度とこの2人には関わりたくない」と後でこぼしていました。

撮影は終わったけど?

無事撮影を終えたA美夫妻は、もらった写真データを元にネットプリントでフォトブックを作り、知人たちに配布。みんな「こんなのいらねぇよ……」と陰で苦笑していました。

ところが、寒空の下、腕もデコルテも丸出しのドレスを着ていたせいか、夫婦そろってインフルエンザにかかってしまいました。
おまけに「利用されたくない」という理由で、友人たちからは距離を置かれるようになってしまいました。まさに友人を振り回したことへの、因果応報でした。

マリッジハイの時は、周りが見えなくなってしまうもの。周りに迷惑をかけないように、準備を進めるのが一番良いのかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:田中つぐみ

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