ママ友「娘がいじめられてる！」と聞くも【対応は別ママ任せ！？】→ 他力本願ママ友は、その後！？

ママ友は『子どもを介して繋がる』という独特の人間関係です。中には自分とは合わないタイプの人もいますが、子どもの手前仲良くしなければいけないという呪縛に悩まされることも少なくありません。筆者の周囲にいたうんざりするようなママ友のお話をご紹介します。

人任せなママ友・S

私には小学生の息子がいます。同じクラスのママ友・Sは何でも人任せにする人で、自分の意見を全く言わず、とにかく周囲の人に合わせて群れることばかりしていました。

悪口を言っている人がいれば一緒になって盛り上がり、授業参観なども必ず『誰か』と一緒に来ます。1人では何もできず、ハッキリしない性格のSに私は少し嫌悪感を抱いていました。

クラス内のイジメ？

そんなある日、Sが急に「娘がクラスでイジメられているみたいなの。何か知らない？」と聞いてきました。息子に話を聞いてみると、Sの娘がイジメられている様子はないと言います。

息子の話を伝えると、驚くことに「悪いんだけど今の話を担任の〇〇先生に言ってみてくれない？」と頼んできたのです。

息子はイジメなんて知らないと言っているし、そもそも何で私が言わなければいけないんだろうと思ったので「そういうことは自分で言った方が良いんじゃない？」と言いました。するとSはとんでもないことを言い出したのです。

「だってモンペって思われても嫌だし。自分の子ばっかりひいきする親みたいに思われるの嫌じゃない？」

イジメの真相

これにはさすがの私も腹が立って、「知っていることがないから、私からは何も言えない。」とキッパリ断りました。しかしSはあきらめず、顔を合わせるたびに「お願い！」と何回も言うので、ウンザリしていました。

するとこの話を聞いていた別のママ友が、イジメの真相を話してくれたのです。

「うちの子に聞いたら、△△ちゃん（Sの娘）が★★ちゃん（同じクラスの子）を無視しようって言い出して、それが原因でもめたみたいよ。」

まとめ

結局、自分の娘が被害者ではなく加害者だったことを知ったSは、私に変なお願いをしてくることはなくなりました。

それにしても、自分の娘のことを関係ない人間に相談させようとしたSには、本当に呆れました。その後もSは相変わらず誰かにくっついているようですが、数人のママ友は今回の事件を知ってお付き合いをしなくなりました。先生に悪く思われたくないという気持ちもわかりますが、子どものためにきっちりしないといけない場面もありますよね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：RIE.K