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不用品、空き家、名義変更。何から手を付ける? 体験談に学ぶ「親の家の片づけ」

  • 2023.12.19
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久々に帰省すると、実家の散らかり具合が気になる。両親も老いてきたし、片づけもたいへんになってきたのだろう。あんなにきれい好きだったのに......、と悲しくなってくる。同時に頭に浮かぶのは、「この家、誰が片づけるの?」という問題だ。

先延ばしにしたいものだが、始めるタイミングや処分の手続きなど、あらかじめ知っておくと心に余裕ができる。今のうちに心構えをしておこう。

2023年12月18日『マンガでわかる! 親の家の片づけ』(主婦の友社)が発売された。

本書は、過去に刊行された累計15万部『親の家を片づける』シリーズを漫画にしたもの。

親子の意見の食い違いや親族間の相続問題を乗り越えた体験者6人のエピソードを中心に、「始めるタイミングは?」「いちばん困ったことは?」「空き家の処分方法は?」など知っておきたいポイントを紹介。

収録エピソードは次の通り。

【CASE1】「親家片」は突然やってくる!
(遠くの実家でひとり暮らしの母が突然病気に!/「親」と「子」二人で行う「親家片」)

【CASE2】 親の家をたったひとりで片づける
(空き家になっていた実家をそのままにしていたら荒れ放題!!/ひとりで行う「親家片」はとてもつらい!?)

【CASE3】「親方家」で義理の姉の仲が深まる
(大変な作業も二人なら乗り越えられる!!/がんばりすぎずに有料サービスを利用する)

【CASE4】親の家を片づけない
(実家は物がどんどん増えていく!!/価値観の違いを受け入れ、「親家片」をしないという選択も)

【CASE5】親の家の名義は今も祖父のまま
(実家の売却を考え、いざ名義を見てびっくり!?/名義変更には法定相続人全員の同意が必要)

【CASE6】法定相続人でない兄嫁に遺産の一部を譲る
(兄嫁と二人暮らしの母が亡くなったとき「親家片」はどうする!?/法定相続人ではない兄嫁への対応は?)

見ないふりをしていると、ある日突然向き合うことになる「親の家の片づけ」。時間が空いた時に、少しずつできることを進めておくのも良さそうだ。まずはその一歩に、何が必要なのかを知っておこう。

■浅田アーサー さんプロフィール
あさだ・あーさー/2013年に白泉社・ヤングアニマルの新人賞に入賞し、商業誌デビュー。「ヤングアニマル嵐」(白泉社)、「漫画ゴラクスペシャル」(日本文芸社)などで短編マンガを発表。漫画を担当した『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』シリーズ(文響社)がベストセラーに。

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