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大谷翔平との“韓国決戦”が見られない?ダル同僚のGG受賞者キム・ハソンにトレード説…その理由は

  • 2023.12.18

財政面に問題を抱えるサンディエゴ・パドレスが、ゴールドグラブ賞受賞者の韓国人内野手キム・ハソン(28)をトレードリストに載せたという報道が出た。

アメリカメディア『ジ・アスレチック』は12月17日(現地時間)、「緊縮財政に入ったパドレスが、内野手のキム・ハソンとジェイク・クロネンワースをトレード対象者に分類した」と報じた。

パドレスは今年9月、短期的な資金ショート問題を解決するため、5000万ドル(日本円=約71億815万円)に達する融資を受け取っている。

このような融資を受けた背景には、昨季の2億5000万ドル(約355億4400万円)に達する莫大なペイロールに耐えられなかったものと分析される。

パドレスは2024年シーズンのペイロールを2億ドル(約284億3520万円)未満に抑えるため、このようなトレードを断行する計画を立てたものとみられる。

2023年シーズン開幕前、パドレスはザンダー・ボガーツ(31)、マニー・マチャド(31)との契約に6億3000万ドル(約895億8442万円)を使い、ダルビッシュ有に1億800万ドル(約153億5733万円)の契約を与えるなど巨額を投資したが、シーズン成績82勝80敗で勝率は辛くも5割越えの「0.506」。ポストシーズンにすら進出できず、苦杯をなめることになった。

このような状況で、2024年シーズン以降にFA市場に出る可能性が高いキム・ハソンのトレードを進めるものとみられる。

高額年俸者だったフアン・ソト(25)とトレント・グリシャム(27)はすでにニューヨーク・ヤンキースにトレードしただけに、キム・ハソンのトレードも可能性が取り上げられている。

キム・ハソン
(写真提供=USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)キム・ハソン

キム・ハソンは2023年シーズン、打率0.260(538打数140安打)、17本塁打、60打点、84得点、38盗塁、OPS(出塁率+盗塁率)0.749を記録した。

また、守備力も高く評価され、ナ・リーグのゴールドグラブ賞ユーティリティ部門を受賞しただけに、トレードを行う場合、パドレスとしては十分な金額を確保できると判断してトレードに踏み切るものとみられる。

何より、キム・ハソンが来年にFA資格を得るため、現時点で早く出した方が良いという判断も作用したものとみられる。

このような状況により、来年3月21日と22日にソウルの高尺(コチョク)スカイドームで行われるロサンゼルス・ドジャース対パドレスのMLBレギュラーシーズン開幕戦に、キム・ハソンが出場するかどうかが不透明になった。

同カードではドジャースに移籍した大谷翔平(29)との対戦も期待されていただけに、キム・ハソンの今後の去就に注目が集まっている。

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