運転デビューに浮かれ【誤って隣の車を擦ってしまった！】→ 強面男性に声をかけられ"絶体絶命"？！

少しお調子者の筆者の身内、A男さんから聞いた話です。
そんな彼が、まさかの絶体絶命のピンチに陥ってしまったそうなのですが……？

運転楽しい！けど、まさかの失敗！？

A男さんが車の免許をとったばかりの頃です。
親の車を借りて、友人達と出かけるのが楽しくて仕方がありませんでした。

ある日の夜、友達と買物へ行くことに。
ナビでなんなくお店に着いたのですが、問題はここからでした。

初めて来たお店で駐車場が狭く、さらに夜だったのでいつもより視界が悪かったのです。
なんとか頑張って駐車しようとしたのですが、止めた瞬間何かに当たってしまった感覚が！

なんと、誤って隣の車を擦ってしまったのです。
その瞬間、隣の車から人が出てきて……！

現れたのは、入れ墨だらけのいかにもな強面男性でした。
怒鳴りながら近づいてくる強面男性に、真っ青になったA男さんと友人は謝ることしか出来ません。

どれだけ謝っても大激怒で、A男さんは胸倉を掴まれました。
震えて声も出せなくなってしまった時、さらに親分らしき人も登場。

（これ、俺今日死ぬの？）

まさに絶体絶命の大ピンチ！！

死を覚悟したA男さんでしたが、突然親分が強面男性を殴りつけたのです！

「一般人に迷惑をかけるな！」

叱りつけられた強面男性は、A男さん達を睨みつけながらも手を離してくれました。
震えが止まらないA男さん達でしたが、親分は優しくA男さん達に話しかけてくれたのです。
少し落ち着いて、事の経緯を正直に話すと、

「自分達も警察呼ばれると、ちょっとややこしくてね～。」

そう笑う親分は、お詫びと言ってコーヒーを奢ってくれました。

その後は別の人と連絡先を交換し、保険会社や車の修理費などの話をして、なんとか生きて帰ることが出来ました。

あの日ほどコーヒーの味が分からなかったことは無いと、笑って話すA男さんだったのでした。

想像しただけで真っ青になりそうな出来事でしたね。
何はともあれ、運転には十分気を付けてください！！

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yukky111