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経理「経費の水増し請求だ!」私「へっ?」【犯罪者扱いされた私】→ 無実の罪に問われ、ブチ切れ!!

  • 2023.12.18
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以前勤めていた職場で、経費を巡ったトラブルがありました。きっかけはひとつの小さなミスだったのに、言い方ひとつで大きなトラブルに発展して……?
筆者が勤めていた会社で起こった実話をご紹介します。

画像: 経理「経費の水増し請求だ!」私「へっ?」【犯罪者扱いされた私】→ 無実の罪に問われ、ブチ切れ!!

経費の精算をしたら、いきなり

私は営業職をしています。
頻繁に電車を利用するので、経費精算は日課でした。

ある日いつものように精算し、経理課へ提出。
しばらくすると、経理課の女性Aさんが早歩きでこちらへやって来ました。

そして、
「私さん、この精算書なんですが、水増し請求していますよね?」

まるで犯罪者扱い

「は?」と声が出ました。
まわりにいた社員もざわつきます。

私「いや、まさかそんなことしてないです」

Aさん「いえ、電車賃2倍請求してますよね。ごまかせませんよ。」

Aさんはまるで、人の悪事を見抜いた! とでも言いたげな顔をしていました。

そんなことするはずありませんし、
もし多く精算していたら、まずは「間違いかな?」と思うのではないでしょうか?
なぜ、犯罪者みたいに言われるんだろうと思いました。

そして私は水増し請求なんて、絶対にしていません。

私は「まず、精算書を確認させてもらっていいですか?」
と精算書を確認しました。

ただの確認ミスだった!

「ほら! ここ、水増ししてるでしょ?」
となぜかちょっとうれしそうなAさんにイラっとしつつ、無視して精算書を見てみると、確かに2倍の運賃になっていました。

でも2倍になっていて当たりまえです。往復分の運賃なので。
備考欄に「往復」としっかり書いています。
つまりこれは、Aさんのただの確認ミスだったのです。

それを説明し、
「ただの、あなたの確認ミスです」と伝えました。

するとAさんの表情が一気に変わり
「あ~、そうなんだ。じゃあ、いいです。」
と、何ごともなかったかのように去ろうとしました。

人を犯罪者のように扱っておいて謝りもせず、逃げようとするAさん。

私はAさんを呼び止めて
「人を犯罪者扱いしておいて、それだけですか?」
と言いました。

Aさんはギロッとにらんで、何も言わず去って行きました。

後日、問題になる

Aさんが去ったあと、見ていたまわりの人たちは
「あの人なんなの? 失礼すぎない?」と言ってくれていました。

さらに「あまりにひどい」と上司に報告してくれた人が複数人いたらしく、
この件は後日、Aさんの行動や言動に問題があるとみなされることになりました。

後日上司を経由して、謝罪が伝えられました。
さらに経理課で、指導と研修が行われると聞きました。

結局本人から直接謝罪を受けていないのはモヤっとしますが、もうかかわりたくないですし、ここまで大事になればさすがに反省しているだろうと思っています。

まとめ

業務上、人のミスを見つけるのも必要なのはわかりますが、言い方って大事ですよね。
相手を尊重して思いやりをもって話すことは大切ですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい

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