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『赤い袖先』に続いて新ドラマも好調なイ・セヨンは今や時代劇の最高クイーン!

  • 2023.12.18

韓国MBCで放送されている新ドラマ『烈女パク氏契約結婚伝』でいつもながらの巧みな演技を見せているイ・セヨン。彼女は本当に時代劇がよく似合う女優だ。

その中でも、『王になった男』における王妃の役は見事であり、視聴者に深い感動を与えるものであった。彼女は品格に満ちた王妃に扮し、情感豊かな名場面を作り出していた。実際、時代劇で王妃役を演じた多くの女優の中でも、イ・セヨンは特別な輝きを放っていたのである。

さらに言うと、『王になった男』の成功には、疑いようのないキャスティングの妙があった。イ・セヨンは、1人2役の演技で自己変容の巧みさを見せたヨ・ジング、重厚な存在感を示したキム・サンギョン、『冬のソナタ』の名脇役から一転して悪役に挑戦したクォン・ヘヒョなどと共演して、哀愁のある存在感で物語を豊かにした。

こうして、『王になった男』は時代劇を愛する視聴者にとって「忘れがたい名作」として記憶に刻まれた。

その後、イ・セヨンは『赤い袖先』で宮女ソン・ドギムに扮して、ジュノが演じるイ・サンの相手役を務めている。このドラマは、国王と宮女の究極の愛を描く宮廷ロマンスのストーリーだったが、むしろ国王に依存しないで自立した女性像を見せたところに斬新な視点があった。

『赤い袖先』でも宮女ソン・ドギムを巧みに演じた(写真提供=NBCユニバーサル・エンターテイメント/©2021MBC) Blu-ray&DVDは10月5日(水)リリース。U‐NEXTでも独占先行配信中
素晴らしい潜在能力を持った女優

しかも、ソン・ドギムは承恩(国王と一夜を共にすること)を二度も断っている。本来なら厳しく処分されても仕方がないのだが、『赤い袖先』は強い意志を持った宮女を誇らしいヒロインとして描いており、演じたイ・セヨンもまったく揺るがない精神力を自然体で披露していた。子役から出発したイ・セヨンは若くしてベテラン並みのキャリアを持っていて、その存在感も強烈だった。

以上のように、ともに大ヒットした『王になった男』と『赤い袖先』で印象的なヒロインを演じたイ・セヨンは、名実ともに時代劇の最高クイーンと評価されている。役に没入する女優魂が凄まじく、本当に素晴らしい潜在能力を持った女優である。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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