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iPS細胞のコスメはあります!シミ、シワ、たるみetc. 悩み多き大人の肌を救う次世代スキンケア

  • 2023.12.18
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【ライター新田晃代の12月の偏愛アイテム】

40歳オーバーの肌悩みはひとつじゃない件
 
40歳を過ぎると、肌の悩みがあれこれ増えますよね? 乾燥、くすみ、毛穴、シミ、シワ、たるみ……、悩みを挙げるとキリがないですよね。大人の肌悩みは複合的なので、スキンケアアイテム選びに悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

悩みが尽きない大人の肌一例w たるみと削げによる影が多く、シワや色ムラも気になりますが、続ければちゃんと自分に返ってくるものだと信じて腐らず日々お手入れに励んでいます。

シーズンごとに進化し続ける化粧品ですが、その中でも群を抜いてすごい!と感じた新進気鋭のアンチエイジング成分と出会いました。それは、山中教授がノーベル賞を受賞したあの「iPS細胞」。体内のあらゆる臓器や組織に分化し、無限に増殖する能力をもつiPS細胞は実用化がかなえば、たくさんの命が救われます(間もなく、との噂!)。
そんな無限の可能性を秘めたiPS細胞を培養するときに放出される培養上清液が、世界で初めて化粧品原料として使われるようになりました。どんな効果が期待できるのかといいますと……
・ハリツヤアップ
・透明感アップ
・肌荒れを防ぎ潤いアップ
「シミを薄くする」とか「毛穴を目立たなくする」のように個々の悩みへの対処的なケアではなく、iPS細胞培養上清液に含まれる成長因子やサイトカイン、エクソソームなどのシグナル成分が肌を土台からグイッと立て直してくれます。本質的なケアができるのがiPS細胞培養上清液の特徴。肌の細胞が活性化→肌本来の美しさを取り戻す→自然とさまざまな肌悩みが解消される、というサイクルに。使い続けるうちに時間が巻き戻ったかのような若々しい美肌が叶うというわけです。
 
iPS細胞上清液が化粧品原料として使用されるようになったのは、まだ最近のことで商品数もそんなに多くありません。今年の初秋に出会って以来、愛用している2ブランドのiPS細胞上清液配合のコスメをご紹介したいと思います。

■1:ゆらぎやすい肌にも安心な敏感肌用ブースター

まずは自然派化粧品「草花木果」でおなじみ「キナリ」の敏感肌用エイジングケアライン「アズミー」のセンシティブ ベースケアコンクをご紹介します。

ビタミンB12の一種で赤いビタミンとも呼ばれる「シアノコバラミン」配合による美しいピンクの液体が美しい。アズミー センシティブ ベースケアコンク 28mL ¥5,500(キナリ)

iPS細胞培養上清液のほかに2種類の国産セラミド、ビタミンB12、ローヤルゼリー、ヒアルロン酸などの美容成分を豊富に配合。肌を揺らがせない低刺激処方で肌のバリア機能を整えながらエイジングケア。攻めと守りのケアが同時に行える一品です。

スポイト1回分の量がこちら。サラサラなテクスチャーで肌なじみ抜群。つけた直後から肌がふっくらと整います。

洗顔後すぐのまっさらな肌に塗布して、深呼吸しながらハンドプレスする「深呼吸ベースケアメソッド」で肌と心をゆるめながら浸透させるのがオススメです。

■2:香りにまでこだわったセラム&エマルジョン

続いてこちら。Only oneの自分の人生を謳歌(Ooka)することを応援するスキンケアブランド「Ooka」。

通常のセラム、エマルジョンとしていつものスキンケアに取り込むほか、2アイテムだけで仕上げてもOK。左から:Ooka iPスキンバランサー 25mL、同 iPスキンエマルジョン 25g 各¥19,800(ナチュレジャパン)

iPS細胞培養上清液に加え、リンゴ幹細胞エキスやアルガン幹細胞エキスを配合。基材となる水にもこだわり、ヒノキウォーターとリンゴ果実ウォーターを使用しています。そして、ヒノキやユーカリ、ローズウッドなどの精油をブレンドした香りが心地よく、使用するたびにリラックス&リフレッシュできるのもグッド。

透明で少しとろみのあるジェルウォーターのようなテクスチャー。のせたそばからすっとなじみ、さらっとした後肌に。

素肌を整えるセラムは手に出したときややとろみを感じますが、肌にのばすとみずみずしい質感に変わりスムーズに伸び広がります。塗布後すぐに透明感が出るのが嬉しいポイント。

みずみずしいテクスチャーでのびがいい。乾燥や小ジワなどが気になる部分には重ねづけ。

スクワランやグレープシードなど4種のオイルが配合されたエマルジョンは、みずみずしいのに高保湿で肌のツヤ感もアップ。ブースターとして使用するのもオススメ。

スクワランやグレープシードなど4種のオイルが配合されたエマルジョンは、みずみずしいのに高保湿で肌のツヤ感もアップ。ブースターとして使用するのもおすすめ。

こちらの2アイテム、使ってすぐに肌がふっくら整って、ハリや透明感を体感できるところに惚れ込みリピート。現在2巡目です。

9月に「Ooka」と出会いiPS細胞でのスキンケアをスタートさせ、10月からは「アズミー」を加えたiPS細胞培養上清液3段活用で朝晩のスキンケアを行なっています。3カ月半ほど経過しましたが、肌の調子が上向きになってきたなと。もうしばらく、使い続けてみようと思います。

偽物に注意! 厳しい基準で作られた原料メーカーの製品を

ちなみに「アズミー」も「Ooka」も同じ原料メーカーのiPS細胞培養上清液が使用されています。母体がiPS細胞の研究開発を行う会社で、再生医療への応用が可能となり得るレベルでの安心・安全な原料を提供しているメーカーです。
ヒトカン(ヒト幹細胞培養上清液)やエクソソームのときもそうでしたが、おそらく今後、iPS細胞培養上清液を使用したコスメ、エステメニューなどが増えていくと思いますが、正直なところ果たしてどれくらいの製品に安心して使える原料が使われているのか……など、疑問も多々。コスメを購入する際には、その原料がどういうバックボーンで製造されているのかという点にまで目を向けて選びたいところです。

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