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クワイエット・ラグジュアリーを牽引。東京ファッショニスタたちの気品宿るブラウン&ベージュスタイルを拝見

  • 2023.12.18

ミューズ界隈のおしゃれな業界人総勢22名に加え、日本を飛び出し海外のファッショニスタたちのリアルな最旬スタイルもチェック。ファッションの都であるパリやミラノ、NYのほか、今注目を集めるコペンハーゲンも徹底リサーチ。フレッシュなスナップから今すぐ真似したくなる最旬コーデをチェックして。

CITY: TOKYO

まずやっぱり気になるのは、東京に住むファッショニスタたちのリアルな着こなし。トレンドカラーやアイコニックなアイテムを取り入れたコーディネートは、リアルに真似したくなるものばかり!
▶︎our mood is… BROWN & BEIGE
グレーに次いで注目を集めているのが、ブラウン系のカラー。クワイエット・ラグジュアリーを牽引していると言っても過言ではないこの色みは、どんなスタイルにもエレガンスをプラスしてくれる万能なカラーです。

THE WALL SHOWROOM/ ADELAIDE, ADDITION ADELAIDE PR 福崎綾子さん

コート¥299,200、バッグ¥204,600(共にジャックムス)、ブーツ¥253,000(ボッテガ・ヴェネタ)、ピアス¥59,400(ソフィーブハイ/全てアデライデ)、JIL SANDERのスカート、HERMÈSの腕時計は本人私物

「誇張された袖と身頃のバランスが、どことなくクロワッサンを想起させる、コンテンポラリーなコートを主役にしました。コート以外はブラックで締めて、バッグだけは重たくなり過ぎないよう、思わず抱きつきたくなるようなモコモコなブラウンのものをチョイスしました」

steady study PR 安田香織さん

ニット¥69,300、ニットスカート¥52,800(共にマメ クロゴウチ/マメ クロゴウチ オンラインストア)、Isabel Marantのバッグ、Dr.Martensのブーツは本人私物

「この秋冬は絶対ブラウンが着たい! と思っていたのと、セットアップもトレンドなので、一目惚れしていたケーブルニットのニットアップをチョイス。アシンメトリーでピッチの異なるリブが特徴的なので、潔くニットをメインにスタイリングしました。ボリュームがあり暖かいので、コートなしでも防寒は◎!」

PRANK PROJECT/ MAISON SPECIAL ディレクター&デザイナー 渡邊倫子さん

ジャケットコート¥42,900、デニムフーディ¥28,600、デニムスカート¥29,700、ブーツ¥39,600(全てプランクプロジェクト/プランクプロジェクト 青山店)、BALENCIAGAのバッグは本人私物

「メンズライクなオーバーサイズジャケットをメインに、デニム素材で仕立てられたトレンドのフーディと、今一番気分の、女性らしくなり過ぎないエッジのきいたデニムスカートを合わせたスタイリングに。バッグまで素材を合わせてヌケ感を出しつつ、足元はポインテッドトウでオトナらしさをプラス」

ALMATディレクター Mayumiさん

ロンT¥7,980(ALMAT)、Acne Studiosのジャケット、thehighlightsのスカートとバッグ、ASAHI SHOESのスニーカー、FALKEのソックス、STELLAR HOLLYWOODのピアスは本人私物

「昨年から再熱している、90年代トレンドだったボンバージャケットに、ツヤ感のあるサテンスカートを合わせました。カジュアルなジャケットなので、全体のトーンはブラウンやベージュで柔らかい印象に。サテンのスカートで女性らしさを足しつつも、足元はコンパクトにスニーカーをチョイスしました」

フリーランスPR 川村詩織さん

THE RERACSのコート、AURALEEのニット、TOMWOODのデニムとピアス、PIERRE HARDYのバッグとシューズは本人私物

「生地をたっぷりと使用したビッグシルエットのロングコートに、インナーはクロップト丈のハーフジップニットを合わせて、重心が上になるようバランスを取りました。どれもベーシックなアイテムですが、丈感やシルエットでトレンドのエッセンスを加えました」

INSCRIRE PR 萩原美緒さん

ジャケット¥141,900、トップス¥24,200、デニム¥35,200、ニットキャップ¥17,600(全てアンスクリア/アマン)、Marine Serreのバッグ、inoopのネックレス、PELLICOのシューズは本人私物

「引き続きトレンドのショート丈を、アウターで取り入れました。武骨な印象になるムートンを、ボレロのような感覚でサラッと羽織れるのが魅力。とは言いつつもボリュームがあるので、ボトムは細身のフレアデニムを、シューズはレディなポインテッドトウを合わせてすっきりとした印象になるようまとめました」

次回はニューヨークのファッショニスタたちの最旬スタイルをご紹介します。お楽しみに!

photograph: KAORI IMAKIIRE , SACHI KATAOKA

otona MUSE 2024年1月号より

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